はじめに
こんにちは、キャリーバッグで徒歩キャンプする大学生、キャリーキャンパー「もりふうみ」です。普段は電車やバスで貧乏キャンプに行っていますが、さくらジンベエに乗っかって、石垣島を目指した前回「石垣島キャンプその1」に続くエントリー、「その2」をお送りいたします。
石垣島旅行記その2 〜遊んで食べて〜
2日目の朝食は、ミスドで買ったドーナツポップ24個入り760円。パッと食べられて、おいしくて、写真映えもgood!! 忙しいキャンプの朝におすすめです!
昨夜は暗くなってからキャンプ場入りした親友「べしちゃん」と私。明るくなってくると、改めて米原キャンプ場の全貌が見えてきました。
石垣島米原キャンプ場
前記のとおり、予約は不要(?)な米原キャンプ場。ビーチに沿って横に長いサイトは、どこでも自由にテントを張ることができます(20張りは余裕でいけそうな広さ)。
簡単な炊事場やトイレ、シャワーが数箇所に設置され、整備もきれいにされています。虫さんだらけ! …ということはありません。
料金は1日1回(?)公民館の方が各テントに集金に回ってきて、滞在日数分の料金を支払います。
カラフルサイトレイアウト
そんな米原キャンプ場に私は赤パンダを
べしちゃんは緑パンダをそれぞれおそろいで張って
こんなカラフルなサイトが完成しました!道行く海水浴のお客さんに話しかけられたり、そうとう目立ったサイトになっていたと思います…。
服もCHUMSのアロハシャツを色違いでおそろいにしてみました。仲良し!場所決めから設営まで、暑いし蚊はすごいしで、もうクッタクタ!しばし休憩……(蚊に刺されます)
サイト撮影のためにカメラをセットするべしちゃん。こんなときにもスーツケースは便利(?)
いざ米原ビーチへ!
そしてついに!水着に着替えて、米原キャンプ場の醍醐味!徒歩15歩の米原ビーチへ!
トンネルを抜けた先はきれいな白砂のビーチ!澄んだ遠浅の海がどこまでも続いて、シュノーケリングに最適です!! サンゴ礁までビーチからすぐなので、そんなに泳がなくても熱帯魚にたくさん出会えます。
無数にいるルリスズメダイ、THE熱帯魚なチョウチョウウオ、近づいて突っついてくるムラサメモンガラ……もちろんクマノミも!
キャンプ場から見て右のほうに泳いでいくとカクレクマノミ、左のほうに泳いでいくとハマクマノミが生息しています。透明度も高く、水深が深いところはまるで飛んでるみたい!
ちなみに、米原ビーチは離岸流(危ない潮の流れ・強い引き波)が発生することがあり、過去には海難事故も起きているそう。慣れない人は浮き輪やウェットスーツで浮力を確保したほうがよさそうです。(浅いところだけで十分楽しめるので、遠くまで泳いでいかないことも大事!)
米原キャンプ場のシャワーは、自然の中に唐突にあります。ついたてもなければ、温水も出ないし、排水溝もありません。暑いので水シャワーでも問題はありませんが、排水は砂に吸い込まれていくだけなので、石鹸は自然に優しいものを持っていったほうが良いですね!
「ちゃんと体を洗いたい」方は、米原キャンプ場の入り口にある「Jelly Fish」というお店が、温水シャワーを貸してくれます。ヘアードライヤーも貸し出しがあるので女性も安心!
お腹を満たしてくれたモノ
お昼はそのお隣の「Cafe IMAGINE」でいただきました。コンクリート打ちっぱなしのおしゃれな店内と、アメリカの庭のようなテラス席。注文したロコモコは量も多くてとてもおいしかったです。
キャンプ場でお昼寝をした後、夜ご飯は石垣島で1番有名な居酒屋「ひとし」の本店へ。予約をしていなかったので早めの時間に行って何とか入れましたが、絶対予約したほうがいいです!ほとんど脂な大トロ。少しだけ炙られたレアの石垣牛。どれも絶品です。
この日の夜のお楽しみ
「ひとし」を出るとちょうど日没の19時半。こんな早くに夜ご飯を食べた理由は、昨夜ひと騒動あった「ホタル(の成虫)」を見るため。「ホタル街道」のある「バンナ公園」へと向かいます。
車で行かれる方には、自然観察広場第2駐車場をオススメします。公園の西口から入って、クネクネした道をしばらく上って車を停めると、建物の脇を抜けたその先が「ホタル街道」、ホタル観賞用に整備された遊歩道になります。
本州のホタルより小さくて淡い光が、真っ暗なジャングルをほわーっと飛んでいく様はとてもロマンチック! その光景はぜひ自分の目でたしかめてみてください(うまく写真が撮れなかったことをごまかす詭弁です)!
日本一小さいヤエヤマヒメホタル(体長約5mm)。「日没後の30~40分間しか観られない」と言われていたのですが、その言葉を「暗くてハブとかが危ないから言っているだけで、ホタルはずっといるんでしょ!?」と思っていた私たち。ところが不思議! 本当に日没から30分経つと幻想的なイルミネーションが少しずつ減少、20時過ぎには消灯時間になってしまいました。わずかな時間でも見られてよかった!
夜はテントに戻ってちょっぴり晩酌。
その夜、そして翌日。あんなことになるとはつゆ知らず、のんびりと過ごす私たちでした…
(次回最終話に続きます)