使い勝手抜群!神奈川県の無料キャンプスポット「田代運動公園」

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はじめに

今回ご紹介するのは、神奈川県愛川町にある「田代運動公園」です。田代運動公園に隣接した中津川の河川敷は、キャンプやバーベキューを無料で楽しめるスポット。高速道路からのアクセスが良いことや、近くに薪や炭などを販売している商店があるなど、使い勝手が抜群であることも特徴です。無料だけではない、田代運動公園の魅力をお伝えしていきます。

神奈川で人気の無料キャンプスポット

アクセス

  • 車の場合
  •  :圏央道県央厚木I.C.から約20分

  • 公共交通機関の場合
  •  :小田急線本厚木駅、または厚木バスセンターからバスで約40分、田代坂下で下車。田代坂下から徒歩4分

料金
無料
※トイレに美化協力金のポストあり

田代運動公園は、神奈川県愛川町にある町営のスポーツ施設。田代運動公園に隣接した中津川の河川敷は、キャンプやバーベキューを無料で楽しめるスポットになっています。

車でのアクセスは、圏央道県央厚木I.C.から約20分。公共交通機関を利用する場合は、小田急線本厚木駅、または厚木バスセンターから、バスで約40分です。

田代運動公園の駐車場はスポーツ施設を利用する人専用となっており、キャンプやバーベキューでの利用はNG。そのため、車で田代運動公園に向かう場合は、河川敷へ直接乗り入れるようにしましょう

田代運動公園の河川敷へは、キャンプ場のようにチェックイン・チェックアウト時間を気にすることなく、自由に出入りすることが可能。仕事後の遅い時間からキャンプを開始したいときや、お昼ご飯だけ外でのんびり食べたいときなど、いろいろな場面で利用できます。

アクセスが良好で使い勝手も良いので、神奈川では人気の無料キャンプスポットになっています。

キャンプの準備は戸倉屋商店で

田代運動公園から車で3分ほどの場所には「戸倉屋商店」というお店があります。戸倉屋商店では、薪や炭、網やトングなど、キャンプやバーベキューに欠かせないグッズの品ぞろえが抜群。

薪や炭を購入した人には、着火に便利な廃材を無料でプレゼントしてくれる嬉しいサービスまで。

また、紙皿や割り箸、インスタント食品などの取り扱いもあります。田代運動公園を利用する前には、ぜひとも立ち寄りたいお店です。

戸倉屋商店を利用するときの注意点としては、支払いが現金のみであること。キャッシュレス派の人は、「ファミリーマート愛川田代店」「ローソン愛川田代店」を利用しましょう。どちらのコンビニも田代運動公園から徒歩5分程度なので、買い忘れがあったときにも利用しやすいですよ。

川沿い・堤防沿い・中央の3ヶ所に設営可能

田代運動公園の河川敷は大きく分けると、川沿い・堤防沿い・中央の3つのエリアにサイトを設営できます。これら3つのエリアを、順を追って紹介していきます。

川沿いエリア

川沿いは、田代運動公園の中で一番人気が高いエリア。休日やハイシーズンには、朝早くに到着しても埋まっていることがほとんどです。

川沿いのスペースでは、穏やかに流れる中津川を眺めることができます。キャンプ場のような迫力がある眺めはありませんが、のんびり過ごせて癒し効果は抜群

また、川沿いには周囲を草木に囲まれたスペースも。

隣のグループと接することがなく、少しだけプライベート感を味わえるスペースになっています。ひっそりとキャンプを楽しみたい人は、ぜひ探してみてくださいね。

堤防沿いエリア

続いては堤防沿いのエリア。川沿いからは少し離れますが、直線的な堤防に沿っていてサイト設営が行いやすいのが特徴です。

河川敷から一番近いトイレは、ソフトボール場やゲートボール場の近くにあります。サイト設営の場所によっては、トイレからかなり離れてしまうことも。河川敷へ続く坂道付近は、比較的トイレへのアクセスが良いエリアです。トイレから近い場所を確保したい人は、堤防沿いのエリアがおすすめですよ。

河川敷中央エリア

最後は河川敷中央のエリア。河川敷中央のエリアには、混雑していない日にサイト設営をする人はあまりいません。休日やハイシーズンなどの混雑時に、川沿い・堤防沿いともに埋まってしまったときに利用されることが多いエリアです。

河川敷の中央を利用するときには、サイトが広くなり過ぎないよう、注意して設営を行いましょう。サイトが広くなりすぎると、車の出入りの妨げになってしまいます。田代運動公園はキャンプ場と違い、サイト設営のルールが決まっているわけではありません。そのため、お互いに譲り合って利用したいですね。

なお、田代運動公園の河川敷には石が多く、踏み固められている場所がほとんど。スムーズに設営するためには、鍛造ペグがおすすめです。通常のペグやランタンスタンドを打ち込むときには、破損しないよう注意してくださいね。

標高が低いから冷え込みは弱め

田代運動公園はキャンプ場のように標高が高いわけではなく、愛川町の町中にあります。そのため、キャンプ場と比べると夜間の冷え込みは弱め

真冬にはもちろん冬用の装備は必要ですが、寒さは苦手だけど冬でもキャンプを楽しみたい人にとっては、おすすめのキャンプスポットです。

運動公園ならではの楽しみ方も

田代運動公園には、誰でも利用できる健康器具が設置されています。河川敷から数分歩いた場所に設置されており、バーベキューで満たしたお腹をスッキリさせるにはちょうど良い距離。近くにはお子さんが遊べる遊具も設置されているので、ファミキャンを楽しんでいる人には嬉しいですね。

また、田代運動公園は運動施設も充実。敷地内には、野球場やスケートパーク、テニスコートやプールなど、あらゆる施設が用意されています。

広々とした敷地なので、お散歩にもピッタリの公園です。

ルールを守って利用しよう

田代運動公園内には、利用時のルールが記載された看板が設置されています。主な内容としては、「ゴミの持ち帰り」「直火禁止」「水くみ・洗い物禁止」の3つ。

まず、ゴミの持ち帰りについては、公共施設を利用する上での基本的なルール。ただ、河川敷を歩いていると、網やトングなど放置されたゴミが目につきます。愛川町では定期的に清掃を実施しているとのことですが、2018年にはゴミ対策として「環境美化協力金」を募ったこともあるそうです。公園内にはゴミ箱は設置されていないので、必ず持ち帰るようにしましょう

続いて、直火での焚き火禁止について。神奈川県内の河川敷では、直火が禁止されている場所がほとんどです。田代運動公園にも直火禁止の看板は設置されています。しかし、ゴミの持ち帰りと同様に、ルールが守られていない跡がいたるところに。キャンプ場ではないので、焚き火台のレンタルができる場所はありません。田代運動公園で焚き火を楽しむ場合は、必ず焚き火台を持参しましょう

最後に、水くみ・洗い物禁止について。キャンプ場とは異なり、田代運動公園には炊事場は設置されていません。水飲み場やトイレの手洗い場は、あくまでも水飲みや手洗いのための場所です。無料で使える素晴らしい場所を維持するためにも、田代運動公園を利用するときには、必ずこれらのルールを守りましょう。

トイレには美化協力金のポスト

田代運動公園のトイレは、河川敷と同様に無料で使えますが、トイレの入り口には美化協力金のポストが設置されています。田代運動公園のトイレは清掃が行き届いていて、快適に使えます。

これからも快適に利用できるよう、美化協力金にはぜひ協力しておきたいですね。

田代運動公園の混雑状況

田代運動公園の河川敷は、無料で使えたり、チェックイン・チェックアウトを気にしなくて良かったりと使い勝手が抜群。その分、休日やハイシーズンは混みやすいのが難点です。キャンプ場のようにサイト設営のルールが決まっているわけではないので、思ったようにスペースが空いていないこともしばしば。

平日でも川沿いエリアは8割ほど埋まっていることもあります。筆者がキャンプをした日には、朝7時ごろから車の出入りが増えてきました。夜間については、デイキャンプの利用者は19時~20時ごろに帰宅することが多く、それ以降は比較的空いています。

川沿いエリアを確保したい、広々とサイトを設営したといった人は、時間に余裕を持って向かうことをおすすめします。ただし、時間の制約がないからといって、夜遅くに車で出入りしたり、夜中に大きな声でしゃべったりするのはマナー違反。自由に利用できる分、普段よりもマナーを意識した行動をとりたいですね。

緊急事態宣言中は河川敷への出入りは禁止

2022年1月現在、田代運動公園の河川敷でのキャンプやバーベキューは可能です。しかし、緊急事態宣言中は河川敷への出入りは禁止されていました。

今後の感染状況次第では、河川敷への出入りが再び制限される可能性も考えられます。詳しい情報は、神奈川県のホームページに掲載されています。田代運動公園を利用する場合は、事前に確認しておきましょう。

まとめ

今回は、田代運動公園をご紹介しました。田代運動公園は、無料で気軽に利用できるキャンプスポット。新しく購入したテントを試し張りしたり、車中泊旅の途中で立ち寄ったりといった使い方もアリですね!

今回の記事を参考に、次回のキャンプの候補地にぜひ入れてみてくださいね。

この記事を書いた人

藤永祐人

エクストレイルt31で車中泊キャンプ
▫️キャンプブログ
▫️CAMPIC公式キャンパー
▫️#神奈川 #横浜

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