はじめに
今回は以前当サイトでも紹介した、神沢鉄工株式会社の自作初心者向け製品「フォールディング(折込式)ナイフキット It’s my knife folding style 初級編」にDIY初挑戦のCAMPIC編集部スタッフが、一足早く挑戦してみました。
It’s my knife folding style 初級編とは?
2016年9月に発売された、ハンドルを削って作るナイフキット『It’s my knife folding style』の初心者版キット。初めからある程度ハンドルの形を成しているので、特別な道具や技術を必要とせず一般に集中力が持続すると言われる90分程度で完成することが出来る製品です。
自作には興味があるけどゼロから作り上げる自信がない方にはぴったりの製品となっています。
また、完成したフォールディングナイフは金物の街「播州三木」の自社工場で生産された本格的なナイフなだけあり、切れ味や使い勝ってが抜群です。フィールドで活躍してくれること間違いなしですね。
It’s my knife folding style 製作開始
結論から言ってしまうと、自作未経験の初心者でさえ、説明書に沿って作業するだけでしっかりしたフォールディングナイフを作り上げることが出来ました。自作が趣味のキャンパーから良く耳にする「自作ギアに対する思い入れ」という意味がほんの少しだけわかった気がします。
それでは、少しのやる気と集中力で多くの喜びを手に入れることが出来るIt’s my knife folding style 初級編の制作レビューを進めていきましょう。
外観
It’s my knife folding style 初級編は外装にも拘りとってもお洒落。手に取った瞬間からワクワクさせられます。
ナイフキット内容
- ナイフ本体
- ハンドル用の木材
- 組ネジ
- ピン
- 皿バネ
- ワッシャー
- 板ドライバー
- サンドペーパー
ご覧の通り制作に必要な部品だけではなく、簡易ドライバーやサンドペーパーなども付属しているので、用意するものは他になにもありません。
自作フォールディングナイフキット製作開始
このキットの最大の特徴は、自作するナイフキットの刃を使ってハンドルを削っていくことです。
まず片方のハンドルを仮止めし、もう片一方のハンドルを削っていきます。前述した通り本格的な切れ味の刃を使用することになるので問題なく進められます。
※説明書にも記載がありますがピンを入れる穴は捨て穴を使用してください
※表裏に気をつけてください
※ここで一番テンションが上がりました
気づいたこと
完成までの所要時間は約60分でした。オフィシャルサイトで紹介されている画像を見ると、もう少しハンドル全体が丸くなる位削っても良かったのかもしれません。
最後のサンドペーパー仕上げで、凹凸がかなり滑らかになるのでガツガツ削っても大丈夫だと思います。
確かに両方のハンドルを固定した状態のほうが、左右のバランスを確認しながら削れるのでやりやすそうだと思いました。
終わりに…
いかがでしたか?今回は神沢鉄工株式会社から発表された自作初心者向け製品「フォールディング(折込式)ナイフキット It’s my knife folding style 初級編」の製作レビューをお届けしました。
初級編とういうことで、とっても簡単に自作気分を味わえるこのキットは、自作作品の第一歩として、自作の楽しさを味わうに十分な製品だと思います。
また、このフォールディングナイフのハンドル部分は、ワックスやステイン油性ニスなどで仕上げると長持ちするそうなので、次回はハンドル部分の仕上げに挑戦してみたいと思います。
ハンドル部分仕上げました(3月3日)
製品詳細
希望小売価格 5,200円(税抜)
刃物ブランド fedeca mellow mode より
神沢鉄工オンラインストアKANZAWA STOREにて2017年 3月14日から発売開始。
そのほか、全国の小売店でも順次販売されます。
It’s my knife folding style ブナノキ (通常版)
希望小売価格 4,800円(税抜)にて好評発売中!