はじめに
2017年がスタートしましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
冬場のキャンプを楽しんでいるキャンパーもいる中、寒い時期のキャンプは苦手でオフシーズン突入というキャンパーも多いのではないでしょうか。
キャンプライフにおいて一番大切なのは「アウトドアを楽しむ」ことだと思いますので、キャンプスタイルもキャンプシーズンもそれぞれのペースで楽しむのが良いですよね。
そこで今回は「冬キャンには行かないけどキャンプは大好き」という方に「冬場は自作ギア製作でアウトドアを楽しむ」という方法を紹介します。
1.自作ギアを楽しんでいるキャンパーの存在
キャンプを始めて3年目、ある雑誌でお洒落キャンパーの方々がキャンプギアを自作していることを知りました。
そしてブログなどで調べてみると自作ギアに関する様々な情報が掲載されていることにびっくりしました。
しかし「DIYの得意な人が作っているのだろう」と決めつけ、その年はチャレンジしませんでした。
翌年、ひと通り道具は揃い十分キャンプを楽しむことは出来ていたのですが、ふと「他の人は使っていないモノでキャンプを楽しみたい」という新たな欲が湧いてきました。
2.自作ギアで「他の人は使っていない」を楽しむ
「他の人は使ってないモノでキャンプを楽しむ」方法といえば
- オリジナルギアを自分で作る
- アウトドアショップで売ってないものを使う
- ヴィンテージ品、輸入品を購入する
大きく分けてこの3つだと思います。
つまり「オリジナルギアを自分で作る」ことは「他の人は使ってないモノでキャンプを楽しむ」ことにも繋がりますね。
また、自作ギアを使い始めると市販品とは比べ物にならないほどの愛着が湧いてきます。
それもまた手間隙のかかる自作ギアならではの魅力の一つです。
ちなみに私の自作ギアには、名前をヒントに名づけた「Lucky River Works」のステッカーが貼られていて、オリジナルブランドのように楽しんでいます。
3.まずは手軽に作れるものから作ってみよう
私が自作ギアに興味を持ち初めて製作した作品がこのチェアです。
このチェアは、我が家のロースタイルにピッタリだったことに加え「手軽に作れる」「多くの方が自作している」点が、私のような初心者には適していました。
ちなみに私は、工作は好きでしたが社会人になってDIYは一切したことがありませんでした。
もちろん道具も何もない状態から製作を始めましたので、妻は本当に作れるのか半信半疑だったようです。
そんな私でも無事に作ることができましたので、「自作ギアは無理」と考える前にまずは手軽に作れるものから始めてみることをお勧めします。
4.手軽に挑戦出来る自作ギアの紹介
ここで比較的手軽に挑戦できる自作チェアとサイドテーブルをご紹介したいと思います。
自作チェア
このチェアは、構造がシンプルでコンパクトに収納することができます。
- 使用時:高さ71×横幅41×厚さ60cm
- 収納時:高さ76×横幅41×厚さ6.5cm
- 材質 :SPF材(*材質は他材でもかまいません)
- 布 :5号帆布
作り方の簡単な手順は以下のとおりです。
- サイズに合わせた木材カット
- 木材の面取り(行った方が仕上がりがきれいに出来上がります)
- 塗装(蜜蝋、水性ニス等を使用)
- ビス打ち…ビスより小さめの穴をドライバーで開ける(ビス頭より少し大きめの穴を開け、ビス頭がきれいに収まるようにする※下画像参照)
- 帆布…厚地の5〜6号帆布を使用したほうが良い
- 鋲止め
自作サイドテーブル
このサイドテーブルは、ソロキャンプやサブテーブルとして使用しています。
このサイドテーブルの一番の特長は、ユニフレームの焚き火テーブルと同じ高さに合わせていることです。
我が家ではこの高さ37cmを標準高として、その他の自作品も統一しています。
- 使用時:高さ37×横幅35×縦幅53cm
- 収納時:幅53×幅53×厚さ2.5cm
- 材質:ヒノキ材(*材質は他材でもかまいません)
作り方の簡単な手順は次のとおりです。
- サイズに合わせた木材カット
- 木材の面取り(行った方が仕上がりがきれいに出来上がります)
- 塗装(蜜蝋、水性ニス等を使用)
- ビス打ち…ビスより小さめの穴をドライバーで開ける(ビス頭より少し大きめの穴を開け、ビス頭がきれいに収まるようにする)
5.まとめ
いかがでしたか?今回は比較的手軽に挑戦できる2つの自作ギアをご紹介しました。
「自作ギアは作ってみたいけど自信がない」という方も是非挑戦してみてください。
また色々な自作ギアの細かい製作方法などは、ネットで検索するとお洒落なキャンパーさん達が色々と紹介していると思いますので、是非そちらもチェックしてみてください。
まずは、手頃な自作ギア製作から始めてみると、さらにアウトドアライフを楽しめると思います。