キャンピングカー オーナー紹介
こんにちは。CAMPICにて「徒歩キャン日記」のコラムを連載させて頂いている「もりふうみ」です。
昨今、キャンピングカーや車内泊仕様の車にてキャンプを楽しむ人も増えてきました。キャンピングカーの国内保有台数はこの10 年で約2 倍にまで増えているそうです。そこでCAMPICでは、キャンピングカーオーナーの声をお聞きし、読者のみなさまにキャンピングカーの楽しさを伝えるべく、「キャンピングカーオーナーインタビュー」特集を行うことになりました。
キャンピングカーと聞くと、とっても大きくて手が出しにくそう。整備や管理が大変そう。などという印象を持ってしまいがちですが、いざその中身を知ってみると、キャンピングカーならではの魅力に、あっという間に虜になってしまうかも?
そしてその第一回目として、我が家の両親が乗っている軽キャンパー、M.Y.S ミスティック社のMiniPOPBee(ミニポップビー)に白羽の矢を立てて頂きました。
キャンピングカー入門としては比較的お手軽で敷居低目の軽キャンパー。
身内への取材とはなり少し照れますが、ユーザーならではの視点から少しでもキャンピングカーの購入を考えている方々への参考になればと思います。
もりふうみさんの愛車 MiniPOPBee
キャンピングカー紹介
山梨県にある「MYSミスティック」さんは、アメリカンスタイルのトラックキャンパーの製作で知られる人気の高いビルダーさんです。
数あるラインナップの中でも、1 番人気の軽キャンパーがこのMini POP Bee。小さいサイズながらも8ナンバーを取得することで4人乗員4人就寝(普通の軽トラは定員2 名)を可能にし、キャビン全体がポップアップすることで軽キャン最大級の室内空間を確保しています。
逆にポップダウンすれば、ぎゅっとコンパクトに。立体駐車場に多い2.4mや2.2mの高さ制限を難なくクリアできます。また軽なのでコンビニの駐車場などでも取り回しラクラクです。
こだわりポイント
1. 車体ベースのレイアウト
「広い」と言ってもやっぱり手狭な軽キャンパーですから、それを逆手にとって車体をベースにしたタープ、外部電源、ハンモック、ウィンドミル、サイドテーブルなどを展開していくDIY とサイト作りを心掛けています。
2. 座席下の収納
同じミスティック社の先輩キャンパー、三郷市の焚き火専門店iLbf さんのように、キャビンを倉庫と割り切れば、デカ幕をいくらでも積める積載能力もあり、移動店舗としても活躍します。
座席下全てが収納になるのも、軽キャンパーの中では随一の収容力と言えるでしょう。
こちらの移動店舗の全てのモノがiLbfさんの軽キャンに積まれていたんです。
恐るべし積載量!
キャンピングカーを選ぶ時のポイント
種類豊富なキャンピングカーにはそれぞれのメリット・デメリットがあるので、その中から1台を選択するのは本当に悩みます。
この際、突出した一点に絞ってその長所を偏愛するのも一つの手かも。
ウチの父親に至ってはこのルックスだけで決めたと豪語しています。
Mini POP Bee はアメリカ製のキャビンにボディーカラーもお好みでオプション注文可能です。
実際に色を決めたのは母でしたが…。
やりたいことや行きたい所
フロントフェイスがベース車であるダイハツハイゼットのままなので、以前乗っていたデッキバン(写真左)のようにワンオフで丸目のライトを製作してもらい、Cal - Look 仕様というのに近づけたいそうです。
キャンピングカーライフを検討している人へ
キャンプ歴は無駄に長いのですが、キャンピングカーに乗ってからはやっと初めての車検(2年)。まだまだこちらがビギナーと言ったところです。何かを言える立場ではありませんが、ブームになりつつある今が、社会的にキャンピングカーが評価される分水嶺となるのかも。
道の駅の利用法や車中泊場所、キャンプ場でのマナーなどを日本RV 協会のHP その他でチェックして、この趣味がいつまでも続けられるように心掛けていきたいです。
ウチはこのキャンピングカーを購入して以来、海へ行く回数が増えただけでなく、キャンプ熱、特に焚き火熱が再燃したり、たくさんの人とお会いして楽しい時間を過ごしたり、生活が一変しました。
もしかしたら私、もりふうみ自身も、このアウトドア業界に進むなんて考えもしなかったかもしれません。今後「徒歩キャン日記」ともどもよろしくお願いします。