はじめに
ファミリーキャンプやグループキャンプなど、大人数でキャンプを楽しむ時に必要になってくるのが、ベースとなるサイズの大きいタープです。暖かい時期はオープンタープが開放的で気持ちが良いですし、寒い時期は風が防げて暖を取りやすいスクリーンタープが人気です。
今回ご紹介する、スノーピークの人気タープ「ランドステーション」は、シーズンや天候、用途に合わせて様々なスタイルの設営が可能な次世代型の大型タープです。
独特なボックス型をした幕はスノーピークが誇る耐水・撥水・遮光技術がふんだんに取り入れらており、特にProシリーズのランドステーション Pro.Mは、強度・素材共に最上級の仕上がりとなっています。
また、メインとなる2本のポールとの組み合わせによって作り出されるスペースは、驚異の885cm×510cm(Lサイズの場合)。これにサブポールを加え任意の箇所をオープンorクローズにすることで広さをキープしつつ多彩な形に姿を変えていきます。
今回は、そんな大型シェルターとして不動の地位を築いているランドステーション(通称ランステ)の魅力を紹介していきます。
用途に合わせて選べるシリーズ展開
ランドステーションは現行で2サイズ3シリーズの展開となっています。
ファミリーキャンプやグループキャンプの場合は、大は小を兼ねる的な要素が強く、大きいサイズを持っておくと間違いないかと思うのですが、区画サイトでの利用時などはオーバーサイズになることもあるので、ご自分のキャンプスタイルに応じて選ぶと良いと思います。
また、2017年に販売されたアイボリーカラーシリーズのランステは、発表時から話題沸騰。フィールドで目立つこと間違いなしの最先端スタイルとなっています。
タープとしてのランステの魅力
ランドステーションの一番の魅力は、何と言ってもその巨大な居住スペースです。天気が良ければオープンスタイルで開放的に。寒い時期や雨天時は、雨風を防ぎながらも出入りはスムーズに。
特に大人数での利用時にタープとして使用すると、多彩な設営スタイルが売りのランステの実力を最大限に引き出すことが出来ます。
テント(シェルター)としてのランステの魅力
ランドステーションの中にインナーテントを設置すると、あっという間に巨大シェルターの出来上がりです。インナーテントを設置しても十分なリビングスペースが確保できるので、寒い時期は幕内に篭ってヌクヌク過ごすなんてことも出来そうですね。
ちなみにテントとしてランステを使う際は
- 二股ポールの活用で居住スペースを拡大(二股ポールは自作の必要)
- Lサイズはスカートを自作して寒さ対策(限定品でスカート付きモデルも過去にあり)
- インナールームはサイズが合うものを探す(純正オプションのインナーテントは廃盤)
などの一工夫を加えると、更に使い勝手が広がりそうです。
ランステ フィールド画像
takayukinasさん
これだけ広いスペースが確保できれば、さまざまなレイアウトが試せそうですね。
新色アイボリーカラーは芝生サイトとの相性もばっちりです。
shimachan_55さん
それにしても雪中に建つアイボリー幕の眩さは本当に素敵ですね。
re0303さん
ご覧の通り、一面雪景色の中でも頼もしいシェルターとして大活躍してくれそうですね。やはりスカートがあるとないとでは、幕内の暖かさに大分差が出るそうなので、4シーズンキャンプをする方は、スカート付き一択になってくるでしょうか?
おわりに..
いかがでしたか?今回はあっという間に、広々としたスペースを確保できるスノーピークの次世代型タープ「ランドステーション」を紹介しました。
使い勝手や、設営バリエーションはもちろんのこと、新作のアイボリーカラーは編集部内でも2017年特に気になるギアの一つなので、フィールドレビューもお伝えしたいと思っております。
春が近づくにつれて友達や家族を連れてのキャンプやデイキャンプなどの機会も増えてくると思います。大型タープやシェルターをお探しの方は是非、スノーピーク ランドステーションもチェックしてみてくださいね。