はじめに
こんにちは。最近まんまとヴィンテージギアの虜になってしまったYUKIです。
前回は憧れのMOSSテントについて書きましたが、セカイモンを活用してゲットしたいくつかのギアの中で、本命はこちらかもしれません。
そうです。いつかは手に入れたいと思っていた、E. Thomas & Williamsのカンブリアンランタンです。
Condition is very good !
例によって魔法の言葉「Condition is very good 」の説明文と共に発見した、このカンブリアンランタンですが、予算も外観も私のリミットに無事に収まり、意を決して購入することにしました。
実はカンブリアンランタン自体は、私の「脳内欲しいギアランキング」での優先順位はもう少し低かったのですが、その日の気分やコンディションによって順位が大幅に変動することがあるようです。勉強になりました。
海を渡って手元に届いたカンブリアンランタンは、今回もちゃんと「Condition is very good 」な状態でした。よーく見ると若干フレームが歪んでいるようにも感じますが、歴史を感じると言い換えることも出来るので問題なしです。
Simple is Best
ちなみにこのカンブリアンランタンですが、すでにWeb上で歴史や詳細についての記事を多数見かけるので細かい箇所は割愛しますが、イギリスの炭鉱夫達が炭鉱で使用するために作られた灯りだそうです。ですので頑丈で壊れにくい様に作られており、その構造もとてもシンプル。また、炭鉱内では貴重な酸素の利用を最小限に留めて灯りをともし続けられるような仕組みになっているのだそうです。
ブラス(真鍮)で作られた堅牢な外観と、シンプルな構造。必要最低限な機能。全てにおいて「命を守る」という絶対的な使命の元で作り上げられたモノだからこそ、重みの違いを感じます。(真鍮製なので実際も重たいです)
点火の儀
さて。フィールドでガシガシ使うというモットーを今回も遂行します。燃料は灯油。別途入手した4分芯を装着して、気分的にマッチで点火。
無事に、幾年の時を経て灯りがともりました。頑丈な本体からは物足りないほどの小さな灯りですが、温かみと安定感のある炎です。
天空の城の
ところで、このカンブリアンランタンですが、スタジオジブリの人気作品「天空の城ラピュタ」で登場することでも有名です。
そしてこのネタは、キャンプをやらない人にも良く刺さります。これまでは「そういうランタンがあるんだよ」で止まっていましたが、今度からはキャンプに連れて行き、実物を披露するところまで繋げられそうですね。
ヴィンテージ系は特にですが、ギアひとつひとつに誕生秘話やバックグラウンドがあり、ひょんなことからそれを知り、じっくりと突き詰めて行くのもまたキャンプの楽しみ方のひとつだなと思いました。