はじめに
8月２日に北陸・東北地方で梅雨が明け、いよいよ日本全国夏本番！
そこで今回は、冷房のよく効いた室内で涼むという選択肢に目もくれず、毎週のように炎天下のフィールドへ繰り出しているディープなキャンパーさんにおすすめしたい、ラグジュアリーなギアのフィールドレビューをお届けしたいと思います。
以前、当サイト内でもご紹介した、AC、DC、カセットガスの３通りの方法で常に庫内を冷やしてくれるポータブル冷蔵庫、DOMETIC社のACX35Gです。
ポータブル・３way冷蔵庫 COMBICOOL ACX35G
キャンプにおいて、暑さから食材やドリンクを守るギアとしては、第一にクーラーボックスが挙げられます。各ブランドから様々なタイプのクーラーボックスが販売されており、その保冷力も数日間のキャンプであれば全く問題のないものばかり。夏だからといって食材が悪くなってしまったり、ドリンクが冷えないなどという心配はないですよね。
それなのになぜ、今回ポータブル・３way冷蔵庫 COMBICOOL ACX35Gをオススメするかというと、その理由は３つあります。
DOMETIC ACX35Gおすすめの理由その1
前日には食材の準備が整う
クーラーボックスを使用する場合の保冷材料は氷や保冷剤。そのため実際に持っていく食材をクーラーボックスに入れるのは出発前になります。なにかとバタバタとしてしまう出発直前。キャンプ場で食事の用意をしていると、「あっ！仕込んだ肉忘れた！」「ホットサンド用のバターがない・・・」などの食材忘れがちょくちょく発生します。
ところでこのACX35Gは、仕様上フィールドで稼働させるカセットガス単体で常温からしっかりと冷やすことは難しいので、前日からAC電源で冷やしておく必要があります。
AC電源を使えばあっという間に冷蔵庫内は冷えるので、持っていく食材も一緒に冷やしてしまいましょう。これなら当日は電源を抜いて、車に積み込むだけ。車内ではシガーソケットに接続して保冷できるのでキャンプ場まで冷えた状態を保てます。
DOMETIC ACX35Gおすすめの理由その2
移動中はシガーソケットから給電
前述した通りACX35Gは、シガーソケット用のコードも標準装備です。長時間の移動でもしっかり給電しておけば問題なし。ミニバン等のトランクに詰んでいても、延長コードを準備しておけばバッチリですね。
DOMETIC ACX35Gおすすめの理由その3
フィールドに映えるデザイン＆存在感
ポータブル冷蔵庫と聞くと、デザイン性やキャンプギアとの相性が気になるところですが、このACX35Gは高級感溢れるシルバーボディが堅牢さを演出し、無駄のないシルエットはキャンプギアと並べても全く遜色ありません。むしろ、レイアウトの中心に鎮座できそうな存在感を醸し出しています。
カセットガス点火方法
さて、このACX35Gの一番の魅力ともいえるのがカセットガスでの稼働です。カセットガス1本で約20時間稼働するので、1泊のキャンプなら1本で十分。冷却能力は周囲環境温度から最大マイナス25℃差までとのことなので、真夏のキャンプ上でも、きちんと日陰に置いておけば、かなりの冷却能力を発揮してくれそうですね。
実際レビュー日も真夏の炎天下でしたが、ドリンクや果物、お肉類までキャンプ中しっかりと保冷してくれました。
ところでこのカセットガスの点火方法。少しコツが必要です。
- まず右下のガス用の操作ダイヤルを「強」まで回します
- 次に右上の点火ボタンをすばやく何度か押します
- 背面左下の確認穴から覗いてみて炎が着いていたら点火完了です
このあたり説明書にもきちんと手順が書いてあるので、だれでも簡単に点火出来ると思います。
おわりに
いかがでしたか？今回は、DOMETIC社から発売されているポータブル・３way冷蔵庫 COMBICOOL ACX35Gのフィールドレビューをお届けしました。
今回実際に使用してみて、グラマラスなビジュアルと実用性の高さから、特に今流行のグランピングやオシャレバーベキュー等との相性が高そうに感じました。インスタ映えも良さそうですね。
そしてなによりも、カセットガスさえあればいつまでも安定して冷え続ける庫内に感動し、選択肢のひとつとして十分に検討できるという結論に至りました。
家庭用電源も使えるので、普段使いからキャンプ時・災害時に至るまで、あらゆるシーンでの活躍が期待できるポータブル冷蔵庫ACX35Gを是非チェックしてみてはいかがでしょうか？
