一度使うと病みつきに!? キャンプや野外生活を快適にする小物「携帯ウォシュレット」

トップ画像出典: 足成
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はじめに

現代人の生活にとって不可欠になりつつあるウォシュレット(シャワートイレ)。街のスーパーはもちろん、駅のトイレでも見かけることが増えてきました。

キャンプ場でもウォシュレット付きトイレが増えている感がありますが、全体的にみるとまだまだ少ないのが現状です

そこで注目したいのが、持ち運び可能な携帯ウォシュレット。実はこれ、今や海外旅行者の間で隠れた便利小物に数えられるのです。

そもそもこれだけシュレットが普及している国は他にないようで、温水洗浄便座は、外国人が驚く日本独特のびっくりアイテムとして常に上位にランクインしています。

携帯ウォシュレットは主に2種類あります。スイッチを押すと電動で水が出るタイプと、ボトルを握ることで水を出す手動タイプです。

電動は小型電池を装着するので、持ち運ぶ際に少し重くなるのが難点ですが、握力の弱いお子さんや高齢者でも使いやすい。一方の手動はシンプルなつくりで壊れにくく、電池が不要なので軽いのが特徴です。

携帯性、価格、デザイン、水圧などはブランドによっても変わりますので、できるだけ好みに合ったものを選びましょう。

携帯ウォシュレットはキャンプや海外旅行だけでなく、災害時、登山、温水洗浄便座のない賃貸でも大活躍です。

特にこれからの登山には必須アイテムになるでしょう。まず、山に設置されたトイレは、ほとんどが昔ながらの汲み取り式です。しかも登山客が増えた昨今、使ったトイレットペーパーは便器に落とさないで付属のゴミ箱に捨てるか、あるいは持ち帰るように指導している山さえあります。

使用済みのペーパーを持ち帰るのは、なかなか不便で勇気がいりますよね。そこで携帯ウォシュレットの登場です。水を使って洗浄できれば、あとは水をちょっとふき取る分のペーパーがあればよし。ペーパーの節約になりますし、においも防げます

ちなみに自然保護の観点から、ペーパーを流さずにゴミ箱に捨てるよう協力を求めるキャンプ場も、少なからずあるようです。

CHOICE POINT
人気の携帯ウォシュレットに厳選
軽量かつ適度な水圧
ウォシュレットとは思えないデザイン性

1. TOTO 携帯ウォシュレット YEW350

出典: amazon

温水便座洗浄機でメジャーなTOTOの製品です。電動で動くので、お子さんや握力の弱い人におススメです。3穴、5穴の2種類で洗浄の強弱を調整できます。
デメリットはタンクが小さいので、利用者によっては水が足りない場合も。
携帯時のサイズは幅6.7×奥行13.0×高さ4.6cm、重量は250g。タンクの容量180ml、吐水持続時間約23秒。単3電池1個で動きます。

ユーザーレビュー

なぜ今まで持っていなかったのだろう?
なぜ今まで買うことをためらっていたのだろう?
たったの6000円強ぽっちで人生が変わるほどの衝撃を受けたのはこれが初めてだ。
出典: amazon

2. パナソニック 携帯用おしり洗浄器 ハンディ・トワレ DL-P300

出典: amazon

他の製品に比べてダントツのデザイン性を誇る電動の洗浄器です。本体重量が230 gとコンパクトな分、付属タンクの容量は130mlと少なめですが、市販のペットボトルに接続できるため、たくさん水を使う人にはおススメです。ノズルを交換して水圧を変えることも可能。ただ、ノズルやペットボトル用アタッチメントを携帯するのが面倒だという意見も。
携帯時のサイズは15.4×4.5×4.5cm。単4電池2個使用です。

ユーザーレビュー

こちらの製品の方が、まずデザインが、まさかこれが携帯型ウォシュレットとは
思えないほどオシャレですし、何よりペットボトルを装着できる点に惹かれて選びました。
出典: amazon

3. 携帯おしり洗浄器 シュピューラー SP170

出典: シュピューラー・ジャパン

手動で水を出すタイプの洗浄器です。手動タイプの良さは軽くて壊れにくく、電池が不要だということ。特殊なノズルで水を螺旋状にまっすぐ噴射させるため、洗浄力にも優れています。 ボトルの握り具合で水量や水圧が変えられます。
サイズは幅45×奥行45×高さ138。重量はわずか64g。

ユーザーレビュー

連日使用して、買ってから8年以上経過したが、一度も壊れたり、使えなくなったりしなかった。
出典: amazon

4. 笑顔一番 携帯用シュレット 手動タイプ

出典: amazon

電池不要の手動タイプの洗浄器です。ソフトボトルを採用し、ボトルを握る強さを変えることで、好みの水量や水圧に調整することができます。ノズルの先が適度に曲がっているため、的中しやすくなっています。
サイズは高さ265㎜、幅95mm。重量は55g。携帯時の軽さ重視で、水をたくさん使う場合には最適です。

ユーザーレビュー

まず容量が300mlと多く安心です。これまでは200mlのもので洗い残しているようでした。
水圧は手の力で調整でき快適です。水漏れはありませんでした。

出典: amazon

おわりに

使い始めるとクセになってやめられないウォシュレット。昔ながらのキャンプやドボン式トイレに慣れている筆者も、ウォシュレットなしだと何となく物足りないときが。そんな人には、ぜひ用意しておきたいキャンプ小物です。