はじめに
気がつけば今年も残り3ヶ月。少し前までジリジリと強い日差しが照り付けていましたが、ここ数日で秋風が吹きはじめ、肌寒い季節となってきました。
この時期になるとついつい気になってしまうのが、各ブランドが発表する来年の新商品の数々!
今年はなかなかキャンプに出かける事ができなかったキャンパーさんもたくさんいらっしゃると思うので、来年への期待と合わさり、より一層新商品への注目が集まる予感がします。
「2021年は思う存分快適なキャンプをしたい!」
そんなわけで今回は「2021 THE LOGOS SHOW」にてキャッチしてきたLOGOS新製品の情報をお届けしたいと思います!
種類豊富なグリル(+個人的に気になるギア)
展示会会場についてから、まず出迎えてくれたのが、カラフルに彩られた、遊び心満載のロゴマーク。
新商品が発売されるたびにワクワクさせてくれるLOGOSのイメージにぴったりな出入りゲートは、「今年も私たちのアウトドアライフもカラフルに彩ってくれるんだな。」そんな予感を感じさせてくれました。
入り口を抜け、真っ先に目に飛び込んでくるのがずらっと並んでいる多種多様なグリル達。
例年、新作が次々と登場してきて、キャンパーを飽きさせないLOGOSのグリルシリーズですが、今シーズンも目が離せなそう。
いろんな調理が楽しめるおしゃれグリル。立ちゴトクを使えば薪を使った鍋料理もできちゃいます(別売の「ひとり羽釜土鍋」とぴったり組み合わせることも可能!)
自動でくるくる回り、バウムクーヘンやシュラスコなどが作れるアイデアグリル。両サイドに炭を入れ、じっくり加熱することで美味しく焼き上がるんだとか。初めて見た時の衝撃は凄かった。
焚き火周りを充実させたいとお考えの方必見。
グリルではないけど個人的に気になったのがこちらのツールラックです。
なんと言ってもこの使いやすいシンプルなデザインが素敵!組み立ても簡単で収納もすごくコンパクト。なかなかあなどれない新作ギアです!
いよいよメインエリア!注目の新作テントたち
入り口から、かなりインパクトを出してきた「2021 THE LOGOS SHOW」。これは一筋縄じゃいかんぞと、改めて気合を入れ直し、いよいよ今回の展示会のメインエリアへと進みます。
メイン会場の扉をくぐるとそこは別世界。“LOGOS”の文字が入った岩のアーチが「ようこそ、LOGOSの最先端へ」と言わんばかりの佇まいで出迎えてくれました。
「どうやったら愛される製品・ブランドになるのか」という答えのない問いに、真摯に向き合っている姿が垣間見えた気がして、なんだか心打たれました。
次々と現れる魅力的なテント
岩アーチを抜けるとそこにはおしゃれで可愛らしく装飾された空間が広がっており、ついにお待ちかねの「新作テント」達とご対面。
まず目に入ってきたのが、今回大注目のテント「Tradcanvas PANEL ドゥーブルXL」でした。
②「Tradcanvas OPTION デビルブロックルーム」
③「Tradcanvas OPTION ソーラートップシート」
人気テントのneosドゥーブルに新カラーが登場(①)。
②のデビルブロックルームと組み合わせればリビングスペースが拡張可能。
特に注目すべきは③のトップシート。装着すると外気温より-11℃も涼しくなるんだとか!
LOGOSの新定番となりつつある3ルーム構造。PANEL SYSTEMによって実現した他にはない広々した空間は一度味わったら忘れられません。
また、今回登場するテント・タープに追加された1番の目玉機能「トラッドソーラーコーティング」は必見。
なんと遮光性100%、UV-CUT率99.9%と、とんでも無いスペックを有しております。
こちらは室内の様子です。
実物は写真よりももっと暗く、キャンプ場で朝がきても気づかず延々寝てしまうんじゃ…と一周回って不安になるくらいの遮光性を体感できました!
筆者のように光に敏感な方にはぜひ試していただきたいです。
まだテントコーナーの半ばに差し掛かったあたり。
昨年もかなり多くの新作テントを発表していたにも関わらず、今年もその勢いは止まることなく、ユーザーの求めている機能(ニーズ)を的確に捉え、丁寧に商品へ落とし込んでいるなぁ、と改めて実感できます。
まだまだ魅力的なテント達は続きます。
次に目に止まったのはこちらのティピーテント。ここで一つ問題です。
一見なんの変哲もないおしゃれで可愛らしいテントの様に見えますが、実は普通のティピー型とは大きく違う点が一つあります。それはなんでしょう?
…みなさんお気づきになりましたか?
製品名にも入っている通り、こちらのテントはV字型のポールを使用していて、デットスペースの原因となっていたセンターポールを無くすことに成功。
設営のデモンストレーションをスタッフさんが見せてくれましたが、とても簡単に短時間で組み立ていたのでさらに感動を覚えました。
テントコーナー最後の紹介は、グランピングに最適な半球型テント・デカゴン。
名前の通り、“デカイ”のはもちろんの事、見た目がなんとも可愛らしい!
室内で立つこともできる高さで設計されているので、ストレスなくリビングとして利用できそう。
期待を裏切らない!おしゃれファニチャー
昨年に勝るとも劣らない、素晴らしいテントのラインナップを見せてくれた今回のLOGOS展示会。
ここまでハイクオリティーな新アイテム達を見せつけられたら、それ以外のギアにも期待をせずにはいられませんよね!
いよいよ後半戦。編集部が特に気になった商品をピックアップしたのでお見逃しなく!
一度座れば、誰もがその快適さの虜になってしまうという噂のあぐらチェア。
今回登場した新カラーは今流行のナチュラルカラーのレイアウトにマッチしそう!
背もたれは頭まで支えられるほど大きいので、ゆったりとリラックスできること間違いなしです。
こういう細かな箇所に徹底したユーザーへの配慮が感じられますね。
個人的にお気に入りなのがこちらのハンモックチェア!
スタンドタイプのハンモックを持っていこうとすると、重かったり、かさばったりして気が引ける。
かといって吊り下げタイプのものはちょっぴりハードルが高い。
ちょうど良いサイズ感で、かつ気軽にあの“ゆらゆら”を味わうことができるこのハンモックチェアは、そんなキャンパーの救世主かもしれません!
乗るのにちょっとだけコツがいりましたが、転倒防止のストッパーも付いているから、安心して使用することができました!
新しくなった丸洗いシュラフ
実は丸洗いOKなシュラフのパイオニア的存在であるLOGOS。
「丸洗いやわらか あったかシュラフ」は登場してから月日が流れますが、ふかふかな寝心地の良さと、丸ごと洗えてしまうという手軽さから、いまだに根強い人気を誇ります。
そんな人気シリーズにDupont社の抗菌処理技術「SILVADUR™️(シルバーデュア)」の抗菌機能が追加された「丸洗いやわらか あったかシュラフ・2」がこの度堂々の新登場を果たしました!
「抗菌」機能の秘密はアメリカの化学メーカー・Dupont社の開発した技術「SILVADUR™️(シルバーデュア)」によるAG+(銀イオン)効果。
一般の抗菌仕様はゴワつく物が多かったのですが、今回登場したシュラフはその課題もクリアし、丸洗いシュラフの寝心地の良さはそのままで、菌だけをプロテクトしてくれるという超優れものなんです!
もちろん洗濯機で丸洗いもできるので、清潔さを保ちながら、気兼ねなく眠りにつくことができそうですね。
これからシュラフを買う・買い換えるという方はぜひ選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか?
全部まとめてリモコン一つでON/OFF可能!超便利なLEDランタン
キャンプを始めると、とことんこだわりたくなってくるのがランタン。
昨今では、手軽に使えるLEDランタンも普及し、その種類も多岐に渡ります。
もはや、「ただ明かりを灯せればいい」という枠組みを超えて、「おしゃれさ」や「機能性」についつい目が行ってしまうのが私たち消費者の心理ですよね。
そんな中、LOGOSはまた面白いものを見せてくれました!
②「蓄電・リモコンブロックライト-BA(3pcs)」
③「リモコンユニティーランタン-BA(3pcs)」
可愛らしい形をしたコンパクトランタン。
まるで焚き火の様にゆらゆらと光る「ゆらめきモード」は癒されること間違いなし。
ただ注目する点はそこだけじゃありません…。
なんとリモコンでこれら全てを「一斉遠隔操作」できるらしい。
「そんなばかな(笑)」と半信半疑で試してみることに
どれどれ…
スイッチオフ!」
間接照明はあるとおしゃれですが、ON/OFFする時にいちいち動き回って何個もスイッチを押さなきゃいけないのが、とにかくめんどくさい。
そんな筆者の様に「めんどくさがりだけど、楽しみたい!でもおしゃれもしたい!」というわがままなキャンパーの要望に答えてくれた夢の様なランタンですね!
「疑ってごめんなさい…m(_ _)m」
「ポケットに冒険を。」
100年以上の歴史を誇る日本の伝統的なナイフ「肥後守(ひごのかみ)」。
かつてはカッターナイフの様な定番アイテムでしたが、現在はアウトドアユースなど、柔軟に活躍の場を広げつつ、今もなお高い評価を受けて続けているんだとか。
そんな肥後守の伝統を大切に受け継ぎ、日本で唯一(=世界で唯一)、現代でも製造できるのが今回LOGOSとコラボした「永尾かね駒製作所」。
スタッフさん一押しのこちらのモデル。
鋭い切れ味と刃持ちの良さを兼ね備えた「青紙」という鋼材が使用されています。
手作りなので個体差が生じてしまうそうですが、逆に魅力的です
一つとして同じものが存在しない美しい「刃文」。
日本刀と同じ方法で製造方法で作られるからこそ浮かび上がってくるんだとか。
見た目や背後にあるストーリー。どれをとっても魅力的です。
展示会当日のことを思い起こしながら執筆しているとパンフレットで肥後守のページに目がとまりました。
そこに書かれていた紹介で、非常に心打たれる一文を発見。以下パンフレットより引用。
明治中期に考案された肥後守ナイフも今では1つの工房でしか生産できなくなりました。
かつては日本中で愛された肥後守。
LOGOSと共にこれからも多くの人々に愛されることを願って。
さいごに
「2021 THE LOGOS SHOW」、いかがでしたか?
入り口で感じた「今年も私たちのアウトドアライフもカラフルに彩ってくれそう」という期待に、しっかりと応えてくれた、素敵な展示会でした!
本来であれば全ての商品を一つ一つ細かくご紹介したいところですが、きっと読み切るのにとんでもなく時間がかかってしまうような記事になってしまうと思うので、今回は編集部が特に気になったアイテムをご紹介させていただきました!
今回ご紹介し切れなかった魅力的なギアが、まだまだたくさんありますので、気になった方はぜひ、店頭やLOGOS公式HPでチェックしてみてください!
※記事内の新商品は開発中のものであり、仕様や価格、発売日が変更になる場合があります。