【STORY.】憧れ続けた幕を追い求めて..

憧れ続けたテント

まだキャンプを始めて2・3年、その頃はコールマンのドームテントとスクリーンタープをドッキングして使っていました。

とても使いやすく満足出来るキャンプを楽しんでいたのですが、世界にはどんなテントがあるんだろうという探究心から多くの雑誌を読み漁りマルシャルを筆頭としたヴィンテージロッジテントの存在を知る事になりました。

ちなみに当時の自分の趣味であったインテリアからの強い影響により、コンセプトは「cafe×camp」。

「いつかこんなテントでキャンプがしたい。」

「カーテンを開けて窓の外の景色を眺めながら珈琲を飲みたい。」

そんな思いで一杯になっていました。

憧れのテントを求めて

それから、雑誌で見た古いロッジテントを求めて数え切れない程のアウトドアショップを数年間に渡り巡り続けました。

しかし当時は扱ってるお店が皆無に近く、店員さんはその存在すら知らないことも多々ありました。

今持ってる道具達でも充分にキャンプは楽しめる。なかなか見つからないモヤモヤを打ち消すように、そう言い聞かせながらキャンプを楽しむ日々が続いた。

・・・それから数年後・・・

いつからか、以前憧れていた古いロッジテントでキャンプを楽しむ人々を見かけるようになっていました。

実際に話を聞いてみると「海外から入手した」という声がチラホラと。

ネットが苦手だった自分は諦めてしまいましたが、その一方で古いロッジテントを扱うショップも増えていきました。

手に入れようと思えば手に入れられる環境が整い、お小遣いを貯金に回す日々..ところが中々購入金額には届かない。。

諦め切れない自分は一旦購入を諦めて、自分で作る決意を固めていました。

【STORY.】世界にたった一つしかない低いテントのモノガタリ

2018.03.24

出会い

試行錯誤しながら完成したテントはとてもお気に入りでした。しかし自作ロッジテントでは以前やりたいと思っていた事は出来ず。

そこでヴィンテージロッジテントを扱ってるお店[パジャマムーン]に自分の思いを伝えてみました。

テントに対する思いを伝えることは出来たのですが、やはり貴重なヴィンテージロッジテント。そうやすやすと手に入れる事は叶いませんでした。

そして最近、使わなくなってしまったキャンプ道具を目一杯車に積み込んでリサイクルショップへ。そこで手に入ったお金ではヴィンテージロッジテントの価格には届きませんでしたが、心優しいパジャマムーンのオーナーに再び相談してみました。

そして出た答え

「苦しいですが大丈夫ですよ」

え?

本当に?

やっと会える。憧れ続けたテントに!

今までの人生こんな形で購入した事はありませんでした。きっとこれからの人生でも無いかもしれない運命のヴィンテージロッジテント。

これからの自分のキャンプ生活を、さらに色濃くしてくれる幕との出会いに感謝!

パジャマムーンについて

パジャマムーンのオーナーさんにお店を立ち上げた時の思いを聞いてみました。

立ち上げたきっかけは 2011年の大津波の時。家を失った人々をみて 持ち歩ける自宅があると良いんじゃないかという発想が起点でした。 名前の由来は パジャマ姿の女の子が格子窓を通して月を見上げてるイメージが明け方の夢の中で降ってきて「これだ!」と思い、その名前にしております。

パジャマムーンは「ヴィンテージ幕」と呼ばれているフレームテントの専門店です。王道レトロブランド、マルシャル(Marehcal)キャバノン(Cabanon)トリガノ(Trigano)ラクレ(Raclet)はもちろん、弊社独自のルートでヨーロッパから輸入した希少価値の高いヴィンテージ幕やオリジナル商品、修理用の部品なども取りそろえています。

https://pajamamoon.net/


プロフィール

falo

キャンプの魅力にハマり2011年に「可愛くキャンプ&ピクニック」を立ち上げて活動をしてました。現在はfacebookで可愛くキャンプ&ピクニックの活動が中心になってます。

頭の中で想像した空想のキャンプを森の中に再現したくて自作の道具を作って楽しんでます。