はじめに
今回は、ヘリノックスの「チェアツーホーム」をご紹介。チェアツーホームは軽量かつ耐久性抜群で、使い勝手が良いキャンプチェアです。オシャレなデザインであるため、アウトドアだけでなく、自宅で使っても様になる優れもの。これからキャンプ用チェアを購入する予定の人は、必見ですよ!
アルミテントポールメーカー発のアウトドアブランド
使用時
サイズ :幅55cm×奥行65cm×高さ85cm
座面の高さ :34cm
耐荷重 :145kg
収納時
サイズ :幅15cm×奥行15cm×高さ46cm
ヘリノックスは、軽量アルミテントポールのトップメーカーである「DAC社」が、2009年に立ち上げたアウトドアブランド。アルミテントポールのトップメーカー発のブランドだけあって、組み立ての簡単さや耐久性など、使用感が抜群。チェアツーホームは、そんなヘリノックスから発売されているキャンプ用チェアです。
リラックスできる雰囲気のデザイン
ヘリノックスには、インドアとアウトドアの要素を取り入れた「ホーム・デコ&ビーチ」、ミリタリーテイストの「タクティカルサプライ」、バッグを中心に手掛けている「ターグ」という3つのブランドがあります。今回紹介するチェアツーホームは、ホーム・デコ&ビーチの製品です。
ヘリノックスの公式ホームページには、ホーム・デコ&ビーチの製品について「インドアのくつろぎからアウトドア・アドベンチャーへとシームレスに移行することができます。」との記載が。私は自宅でもアウトドアでもチェアツーホームを使用していますが、ホームページの記載の通り、どこで使用してもしっくりくるデザインだと感じています。
チェアツーホームにはいろいろなカラーがありますが、筆者が使用しているカラーは「コーヒー」。落ち着いた雰囲気の茶色で、よりリラックスした雰囲気を醸し出してくれていますよ。シートの内側の「ホーム・デコ&ビーチ」のロゴもお気に入りです。
組み立てが簡単
チェアツーホームの組み立て方はとても簡単で、以下の4手順で完了です。
2.フレームを組み立てる。
3.シートの頭側を取り付ける。
4.シートの足側を取り付ける。
私は自宅でもアウトドアでもチェアツーホームを使っていますが、組み立て・撤収ともにすぐにできています。
チェアツーホームの組み立てが簡単なのは、フレームがすべてゴムでつながっていることが理由。そのため、ケースから取り出してただ広げるだけで、フレームが組み上がります。
また、すべてのポールがつながっていると、1本だけフレームを無くしてしまったというアクシデントが起きないのもメリットですね。
軽量だけど頑丈なつくり
チェアツーホームの重さは1.2kg。付属の収納バッグを合わせても1.3㎏と、とても軽量です(収納バッグのオシャレさも見逃せないポイント!)。
片手で持てる軽さなのに、チェアツーホームの耐荷重はなんと145㎏。大柄な人が座っても問題ありませんし、お子さんがいる人なら、抱っこしながらでも安心です。
また、サイトのレイアウトをちょっとだけ変更したいなと思ったときには、サッと持ち上げられるので、設営・移動がとっても楽チンですよ!
ヘリノックスのチェアで、もっと軽くてコンパクトなものが良いという人には、「チェアホームミニ」がおすすめ。
重さはわずか460gながら、耐荷重はなんと90㎏。収納したら大きめのランタンと同じ程度の大きさなので、携帯性も抜群です。言うまでもなく、チェアホームミニもオシャレなデザインとなっていますよ。
専用枕を使うとリラックス度アップ
背もたれが長いタイプのヘリノックスのチェアには、専用の枕を取り付けることが可能。この枕を取り付けることで、リラックス度がさらにアップします。
ヘリノックスの枕には「エアーヘッドレスト」と「エアー+フォームヘッドレスト」の2種類があります。
エアーヘッドレストは、空気を入れて使う軽量かつコンパクトな枕。エアー+フォームヘッドレストは、中にフォームが入ったタイプの枕です。エアー+フォームヘッドレストは、エアーヘッドレストに比べると値段が高く、収納時には少しかさばります。しかし、枕の中にフォームが入っている分、形が安定してより快適な使い心地。
筆者はエアーヘッドレストを使用していますが、2種類あることを知らずに購入してしまいました…。これから購入する人は、ご自身の好みに合わせて、間違いのないように購入してくださいね!
枕の使い方は、「INFLATE+ADJUST」と書かれた穴から、空気を吹き込みます。吹き込んだあとは、「INFLATE+ADJUST」内の緑色のバルブを押して、枕の厚さを微調整すれば完了。収納する場合は、「DEFLATE」と書かれた穴を開け空気を抜き、畳めばOKです。
自分好みにカスタムもできちゃう
チェアツーホームには、カスタムできるアクセサリーがたくさん用意されています。前述した枕も、カスタムの1例ですね。
チェアツーホームで使用できるアクセサリーは、ロッキングチェアにカスタムできる「ロッキングフット」、チェアに取り付けて小物入れとして使える「アクティビティケース」、砂地での沈み込み防止や、室内の床を傷つけないために使用する「ボールフィート」など、いろいろな場面で使えるユニークなものばかり。また、自宅でロッキングチェアにしたときに、床を傷つけないためのプロテクションまで用意されています。
なお、ロッキングフットは、チェアの種類別に販売されているようです。ご自身のチェアに合ったロッキングフットを選んでくださいね。
お手入れ方法はモンベルのホームページをチェック
日本では、モンベルがヘリノックスの国内正規販売代理店の1つとなっています。モンベルではチェアツーホームの取り扱いは無いようですが、モンベルのホームページには、ヘリノックス製のテーブルやチェアのお手入れ方法や保管方法、取扱説明書が掲載されています。
チェアツーホームに限らず、ヘリノックス製品の取り扱いについて知りたいことがあれば、モンベルのホームページをチェックしてみてくださいね。
背もたれの高さが弱点に
ヘリノックス製品の軽さは大きなメリットですが、風が強い日にはデメリットになってしまうことも。特に、チェアツーホームなどの背もたれが長いタイプの椅子は、人が座っていないときに風を正面から受けると、簡単に倒れてしまいます。
トイレなどで椅子から長時間離れるときには、荷物を置いて飛ばされないように対策しておきましょう。
価格はやや高め
チェアツーホームのお値段は、公式サイトでは税込み18,480円。安価でも機能性・デザイン性に優れたキャンプ用チェアは多いですよね。そのため、ブランドにこだわらず、リーズナブルなキャンプギアを求める人にとっては、チェアツーホームは高く感じるかもしれません。チェアツーホームを購入したい場合は、お財布と相談をして検討してみてくださいね。
おわりに
今回は、ヘリノックスの「チェアツーホーム」をご紹介しました。オシャレで使い勝手が良く、アクセサリーで自分好みにカスタマイズしていく楽しみもあるチェアツーホーム。今回の記事を参考に、皆さんもお気に入りのチェアを見つけて、ゆったりとキャンプを満喫してくださいね。