はじめに
こんにちは!首都圏在中で、ファミリーキャンプを楽しむpamapampと申します。昔から自然が好きで、癒しを求めて暇を見つけてはキャンプを楽しんでいます♪
今回はおしゃれキャンパーさん目指す方に、キャンプサイトをグッとおしゃれに演出するおすすめのテント、ゼインアーツのゼクーMを紹介します(^ ^)
1泊2日のキャンプでゼクーMを張ってみたのでレビューさせていただきます。ゼクーMはキャンプサイトで見つけると思わず見とれてしまうほどの、とてもデザイン性の高いテントです!
ZANEARRTS(ゼインアーツ)とは
ZANEARRTSは長年アウトドアブランドを企画運営してきた経験をもとに、長野県松本市で設立された大人気ブランドです。
「機能と藝術の融合」をブランドコンセプトに掲げ、キャンパーやアウトドア愛好家の求める機能性と、自然との一体感を大切にし、テントやギアのデザインに「自然との融合」を取り込み、風景に馴染む芸術性の高いアイテムを作り出しています。
アイテムのデザインは小杉敬氏。もともとはスノーピークの商品開発を経験していた方で、ゼインアーツと並んでおしゃれキャンパーに人気のSABBATICAL(サバティカル)のデザイン監修を行っていることでも有名です。
まだ設立されて2年ですが、革新的なデザインとお求めやすい価格設定で、発表されるテントはどれも完売と現在のアウトドアシーンを席巻しています。
発売当初から話題性が高く、今ではおしゃれなキャンパーのゼインアーツのアイテムを使ったおしゃれなキャンプサイトをよく見かけます。(コアなファンの方が多い印象です)
また、ゼインアーツのアイテムは、デザインやスペックの割にお値段がお求めやすいので「これからキャンプを始めようと思っている方」、「最初はよくわからないテントを買ってしまったけど次はこだわりのテントがほしい、ただお値段も控えたい」といった方の要望にマッチし、とてもおすすめしやすいコストパフォーマンスの高いブランドです( ^ω^ )
個性的な斬新デザインに、高すぎない価格設定、人気が出るのも頷けます。
ゼインアーツ ゼクーMとは
ゼクーMは、ゼインアーツのテントの中でもとても人気の高いワンポールテントです。開口部が大きく確保されており、入り口の他に左右に換気ができる大開口がついているため風通しが良い設計となっています(高さは低いですが出入りも可能)。また、状況により吸気位置を変えられるよう、開口の下部にもベンチレーターを3箇所に備えています。
なお、ゼクーMの特筆すべきは、ゼインアーツ独自のV字を逆にした形のエクステンションフレーム。これらを立ち上げることにより、ワンポールテントのデメリットであった、円錐系の上部のデッドスペースを有効活用することができます。サイズ以上に中は広々としていて、機能性と快適性を持ち合わせたミドルサイズのシェルターです。
ゼクーMは2020年のグッドデザイン賞に選ばれたことでも話題となりました。ちなみに2021年の夏には1サイズ大きいゼクーLが販売され、そちらも大人気になっています。(ゼクーLも即日完売!)
ゼクーM開封!
実際にゼクーMを開封してみたのでご紹介します♪
まず、段ボールを開けると出てきたグレーの収納袋。とてもわくわくします(><)グレーの収納袋で、右下にゼインアーツのロゴが入っています。こちらが中に入っているすべてです。
構成はキャリーバック、フライシート(セッティングテープ)、A型フレーム(エクステンションフレーム)、センターポール、グラウンドシート、トライアングルハンガー、ペグ、ロープの構成になっています。
ペグはV字ペグ(17cm)15本、Yペグ(25cm)6本の2種類がありますが、すべてのペグにゼインアーツのロゴが入っています。
また、随所にブランドのこだわりが感じられる仕様となっています(^.^)
フライシートがベージュカラーですが、その他のアイテムはグレーになっています。余談ですがA型フレームの艶のあるグレーがまたかっこいです(^。^)
ミドルサイズのテントのため、思ったよりはかさばらない印象ですね。ちょうど良い大きさのテントといったところでしょうか。我が家でも大きいサイズの2ルームのテントを所有しておりますが、そのテントと比較しても小さいサイズで重さも軽く、扱いやすいです(^^)
ゼクーM設営♪
まず、テントのフライシートをサイト全体に広げたら、フライシートと合体している黒色のビルディングテープ(セッティングテープ)の長方形の四隅をペグダウンします。
最初にこの長方形をつくり、次に六角形をつくっていくのですが、この長方形をなるべく直角につくることが後のゼクー独特の形状の美しさをつくることになります。そのため、長方形が歪まないように直角を意識しながらペグを打ちます。何事も最初が大事ということですね(><)せっかくのおしゃれなテントが曲がっていて不格好だったり、しわしわではもったいないですもんね。
続いて中央のポールを立ち上げます。
次にそれぞれ3つのA型フレーム(エクステンションフレーム)を設置していきます。ここで高さがでてくるので徐々にゼクーの形がでてきました。ここまでおおよそ10分くらいです。最初はビルディングテープの長方形がなかなかできず20分くらいかかりました。
入り口の高さはフルオープンすると2m近くはあるので身長の高い方でもかがまず入ることができます。腰痛持ちの方にも優しいテントですね。
この後、ガイロープを設置します。ガイロープを設置した15本のV字ペグを打っていきます。V字ペグはあまり使ったことはなかたですが、しっかり打ち込むことができました。
初めて設置した際は、写真など撮りながらの設営でおおよそ40分くらいでした。
事前に説明書やYouTubeなどの動画などで設営されている映像を見て勉強していましたが、正面の位置をつかむのに時間がかかってしまいました。あとは、特に迷うところもなく、スムーズに設営できたと思います。慣れると20分もかからずセットしている方が多いみたいですね。
また、2人ががりで設営する必要もなく、1人でも十分設営できるので、キャンプを始めたばかりの方、ソロキャンプや父子キャンパー、母子キャンパーの方でも設営できるテントだと思います。
室内空間について
テント内の室内空間は思ったよりもテント内に高さがあり、背の高い方でも使いやすい印象を受けました。入り口も高さがあるので腰をかがまずに入ることができます。ただ、手持ちのギアを中に配置しても余裕がありましたが、コット寝の場合は2台までが限界でしょうか。ファミリーキャンプの場合は、リビングシート(グラウンドシート)を敷いて、お座敷スタイルで使う方が広く利用でき良いと思います。
ゼクーMの概要・仕様
¥76,800(税込¥84,480)
- テントのサイズ:440cm×380cm×高さ250cm
- 収納したときのサイズ:79cm×27cm×27cm
- 重さ:11.5kg(リビングシート1.5㎏含む)
- 引裂強度(実測)たて/よこ:3.15/1.21 kgf
- 内容/素材:
・テント本体 / 75Dシリコーンポリエステルリップストップ・遮光PU加工(耐水圧1,500mm)
・リビングシート×1 / 150Dポリエステルオックス・PU加工(耐水圧1,500mm)
・センターポール×1本 / A6061・直径 30mm・全長250cm
・エクステンションフレーム×3本 / A6061・直径 16mm
・トライアングルハンガー×1 / ポリプロピレン
・Yペグ×6 / ジュラルミン・25cm
・Vペグ×15 / ジュラルミン・17cm
・3mロープ×15 / ポリプロピレン・直径 4mm
・1.5mロープ×3 / ポリプロピレン・直径 4mm
・キャリーバッグ、ポールケース、ペグ・ロープケース×各1 / 150Dポリエステルオックス
ファブリックにはポリエステルリップストップを採用。表面にシリコーン、裏面にポリウレタン(PU)を加工する事で、高いレベルの引裂強度と防水性能を実現しています。
表面のシリコーン加工は、一般的に使用されるフッ素加工と異なり、生地に浸透する事で引裂強度を格段に高める効果あり、通常のテントに使用される素材よりも軽量で高強度と、仕様もしっかりとしています。
フライシートには遮光ポリウレタン加工が施されています。着色されたポリウレタン(通常は透明)を塗布しているため、縦糸と横糸の隙間が埋まり、日差しの透過を軽減する仕様になっています。
ゼクーMおすすめのポイント
デザイン
ゼクーMはなんといってもデザインがかっこいいです。デザイナーの小杉氏による唯一無二のデザインこれにつきます。宝石のようにカットされた形状がとても美しく、おしゃれキャンパーさんの所有欲を満たしてくれると思います(^。^)
人と違ったデザイン、かっこいいテントをお求めの方におすすめのテントです。
居住性
ワンポールテントの設営の容易さに、テント内の居住空間の広さが確保され、ファミリーキャンプにもソロキャンプにもどちらも使えるサイズ感となっています。
感覚的には3人家族の方にちょうどよいサイズかなと思います(^。^)
ゼクーMの気になるポイント
- ゼクーMはガイロープが15本あって、通常のワンポールテントよりはガイロープを設置する手間がかかります。ただし、それを含めても2ルームやトンネル型テントよりも手短に設置できると思います。
- 初めて設営した際、ゼクーMの特徴的な形状から、最初に正面を把握することが難しかったです。六角形の形状に対してビルディングテープが斜めに入っているので位置関係が把握しづらく、思った位置に正面の出入口が来なく、だいぶ迷いました。ただ、2回目以降になると、ビルディングテープの位置がわかり検討がついていたのでだいぶ早く設置ができています。そのため、最初は大変ですが、慣れれば難しくないテントであるといえます。コツをつかむことによりより簡単に設置できると思います。
- インナーテントをつけると前室は狭くなるため、2ルームテントのような快適さを求める方は広さを重視したテントを選ばれることをおすすめします。
- 正面の入り口が斜め、入り口に庇になるようなものがないので、雨キャンプの時は雨が入りやすい構造が気になります。そのため、タープを重ねるなどすると広さが確保され、雨の日でも使いやすくなると思います。タープ下にリビング、テント内を寝室にするようなレイアウトがおすすめです。これらはタープを重ねて張ることで解決できると思います(^_^)
- 説明書が簡易的で読み取りにくいところがあるので、YouTubeなどの動画を見ながら設営することをおすすめします。
- 入り口に高さがあるので、ファスナーなどを下げるときに少し苦労しそうです。ファスナーを開ける時に使えるアイテム(ファスナーに棒をひっかけ引くタイプのもの)を使うと良いと思います。
おわりに
皆さん、ZANE ARTS(ゼインアーツ)のゼクーMの紹介記事はいかがだったでしょうか。記事を読んでいただき少しでもゼクーMのよさ、特徴が伝われば幸いです。
ゼクーMを設置していると、特徴的な形状から他のキャンパーさんから2度見されたり、話しかけられることが多いです。それくらいかっこいいテントですね^ – ^
販売から時間が経つ現在も品切れが続いておりますが、とても素敵なテントなので通常に購入できるようになることを願っています。
今年はワンサイズ大きいゼクーL(フロア最大長540cm、ゼクーM380cmの約1.5倍)も追加され、サイズもより選択肢が増えたことで、よりファミリーキャンパーにも使いやすいサイズ、仕様になってきていますのでそちらもおすすめです( ^ω^ )
ゼインアーツのゼクーMでおしゃれなキャンプサイトを目指してみてはいかがでしょうか(^_^)
→もっとレビューを見たい方はこちら:ゼクーMのレビューをみる
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