はじめに
みなさん、キャンプギアの収納ってどうされていますか?
キャンプの収納と言ってすぐに思い浮かぶのはコンテナやボックス。
柔らかい素材のソフトタイプ、ポリプロピレンやアルミなどのハードタイプ、折りたたみのタイプ、木箱、シェルコンなどなど…沢山の種類がありますよね。どれがいいのか、どうしたら上手く収納出来るのか…少なくとも一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?
我が家は色々試した末、今は主にソフトタイプとハードタイプのコンテナを使い分けています!今回はその中でも、ハードタイプのコンテナに分類される「THOR」の使い勝手について紹介していきたいと思います(^^)
THORとは
THOR(ソー)の正式名称は「THOR LARGE TOTES WITH LID コンテナボックス」。ポリエチレン素材の大容量収納ボックスです。サイズは75L、53L、22Lとあります。
こちらは53L。カラーは上から順に、オリーブドラブ、グレー、ブラック。カラーはこの他にコヨーテもあります。
THORはアメリカで業務用品を製造しているTRUST(トラスト)社のもの。高い耐性があり雨風をふせぎ、アウトドアにも適しています。蓋有りと無し、どちらの状態でもスタッキング可。75Lと53Lは持ち手部分に丸みがあり、重いものを入れても手にくい込みづらくなっていて持ちやすいです。
持ち手部分には穴が空いているため、雨が降っても水は溜まりません。しっかり考えられた作りになっていますよね(^^)(22Lは持ち手の丸みと穴は無しです)
それでは次に、キャンプでも使い勝手の良い53Lと22Lのサイズ違い2種類を使って、THORの魅力について紹介していきたいと思います。
THOR コンテナボックスの魅力
魅力①形状が四角に近く、スタッキングできる
底が四角に近いため、物を詰めやすいです。またスタッキングも可能で、車にも隙間なく重ねて積めるため積載の際のデッドスペースも減ります。蓋に凹凸があるため重ねてもズレの心配はありません。
THORの中に仕切りはありませんが、53Lの中には無印のやわらかポリエチレンケース・大または中のサイズを2つ入れると良い仕切り代わりになります(^^)
やわらかポリエチレンケース大と中のサイズは幅・奥行は同じで高さだけが異なるので、どの組み合わせでもOK。中身については後ほど紹介していきます。
魅力②シンプルなデザイン
THORのシンプルなデザインと落ち着いたカラーはどんな雰囲気のサイトに置いても違和感はありません。
シンプルにブラックで合わせたり、少し可愛い雰囲気にはグレーのTHORが合いそうです。グレーは完全なグレーと言うよりは少し青みがかったカラーになっていますよ(^^)家やガレージでの収納時も、ただ置いておくだけでオシャレに見えるのではないでしょうか。
ちなみに度々登場しますが、右側にも文字が入っている黒いTHORのボックスは以前ネイバーフッドとコラボしたもの。形は一緒ですが文字の部分が違います。人と被りにくいお気に入りの1つです。
魅力③手頃なお値段
53Lで1つ5000円弱程、22Lは3000円台です。安価で購入出来るため、数を揃えても高額になりすぎない所も魅力の1つです。
魅力④アレンジして使える!
別売りの天板を乗せることでフラットになり、テーブル代わりにすることができます。スチール製で熱いものもそのまま置けるため便利。
またTHORが2つあれば天板を橋渡しにしてカウンターに変身します。
こちらの場合は左側53Lと右側22Lの組み合わせにしてみました。
左側53Lのボックスはランタンをよければ、この状態のまま左端の蓋を開け閉めし、中の物を取ることもできます。行き帰りは収納ボックスとして、サイトではカウンターとして使用可能なのは一石二鳥でかなり嬉しいところ。
我が家の天板は、まだ日本で天板が発売される前にInstagramで仲良くさせて頂いてるフォロワーさんが韓国からお取り寄せしてくれたもの。大切に使わせてもらっています。
今現在ショップで販売されているものは「THOR」の文字が入っているもので、使い勝手は一緒です。重量は1.8kg、耐荷重は30kg。使用しないときはTHORの中にも収納可能となっています。
では続いて、我が家が実際にTHORに収納しているものを紹介していきたいと思います。
THOR コンテナボックス収納例
①カセットコンロ、ポータブル電源
こちらは53LのTHORに、先程紹介した無印のやわらかポリエチレンケース2つを入れています。
右側にはカセットコンロとCB缶(カセットガスボンベ)とOD缶。カセットコンロはイワタニのタフまるJrがケースごとピッタリ入ります。CB缶も一緒に使うものなので同じ場所に収納して、すぐ使用できるようにしています。
左側にはポータブル電源。パワーアークminiを使用していて、こちらもピッタリ入ります。色違いで2台所有しているのでキャンプに応じて1台持っていくか2台持っていくのかはその都度決めています。
左側の上に乗っているのはGASWAREのT-HEATER。OD缶で使用できる小さなヒーターで、簡単に持ち運べるこのコンパクトさが良いです。こちらは少し寒いときの救世主になりそうです。
②チェア、コット
こちらも53L。
ヘリノックスのゼロチェア×2、ヘリノックスのコット×2、カーミットチェア×2、ヒルバーグのTARP10XPが入っています。下の段はコットを真ん中に、両端にカーミットチェアです。
カーミットチェアは折り畳むだけで積載したいところですが、車に余裕がないため毎回袋に収納しています。カーミットチェアをバラして収納している方ってあまり見かけませんが、実は小さく収納できるんです(^^)
合計チェア4脚とコット2脚で結構な量ですが、しっかり収納できます。
③シュラフ、マット
同じく53L。
イスカのインフレターマット×2、キャプテンスタッグのマット×1、ナンガシュラフ×2、イスカシュラフ×1の家族3人分の寝具が全て入ります。シュラフは3シーズン用。画像では立てていますが、収納時は全て横にして入れます。
このTHORだけで寝具が揃うので、就寝直前までこのコンテナの中に入ったままです。可愛いジェリーマルケスのカバーも一緒に(^^)冬場は電気毛布も使用しますが、別の場所に入れています ^^;
④焚き火グッズ
こちらは22Lのタイプ。
焚き火台や薪は含まれていませんが、焚き火に使用する周辺のギアを収納しています。重ねて入れて中が見えないので画像は中身を全て出した状態です。
MINIMALWORKSのインデアンハンガーMサイズやWHAT WE WANTさんのMAKINODAIとMAKINODAICASEは組み立て式なので、かなりコンパクトになります。
その他に革手袋、火吹き棒、バーナー、薪バサミ、焚き火シートなどなど、主人こだわりの焚き火グッズがすっぽり収納されています。
THOR コンテナボックス使用時の注意点
53Lの方は重いものを入れ過ぎると、持つのが大変になるので注意が必要です。以前はキッチン用品も一式THORのボックスに収納していましたが、重いものが苦手な私は鍋などを入れると運ぶのがだんだん億劫になり…やめました(T‐T)
THORのボックスは我が家に…75L×1、53L×4、22L×1の3サイズが計6つあります。
あれを入れよう!これも入れよう!と買っては見たものの、ハードタイプでは無い方が良い場合もあり結局全部は使用していません…全部車に詰めないですし ^^;
沢山買えば良いというものではありませんね 笑。特に75Lの大きさは物を詰め込むと重すぎました。主に53Lに程々の収納が良さそうです。
車の種類にもよると思いますが、ハード系のクーラーボックスやストーブを積むことも考え、3~4つくらいまでが良いのかな?と個人的には思っています。ちなみに余っているコンテナもしっかり室内で収納ケースとして使用中です。
ホコリも入らず見た目もスッキリ収納できます。
おわりに
いかがかでしたか?
ファミリーキャンプだと家族分の荷物をまとめるのも一苦労ですが、ピッタリ収納出来ていると気持ち的にもスッキリし、コンテナごとに分類して収納する事で、どこに何があるのかもわかりやすくなると思います。
キャンプギアはそれぞれ形も大きさも異なるため、収納はなかなか上手くいかず悩ましいこともありますが、自分の持っている大切なギアと向き合って、良い収納場所を作ってあげたいものです(^^)