【焚き火グローブ】ペトロマックス「アラミドプロ300」をレビュー!

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はじめに

焚き火はキャンプに欠かせない楽しみの1つですよね!今回は、焚き火をするときに必須の焚き火グローブの中から、ペトロマックスの「アラミドプロ300」をご紹介。アラミドプロ300は、高い耐熱性とデザイン性を兼ね備えている優れもの。どの焚き火グローブを選べば良いか迷ったら、アラミドプロ300を選んでおけば間違いありません!アラミドプロ300を1年以上使ってわかった魅力を、たっぷりとお伝えします!

ペトロマックス「アラミドプロ300」のスペック

サイズ  :フリーサイズ
素材   :アラミド繊維、レザー
耐熱温度 :約300度

ペトロマックスは、1910年にドイツで創業した灯油ランタンのブランド。灯油ランタンの「HK500」が人気ですね!そんなペトロマックスから発売されている焚き火グローブが、「アラミドプロ300」です。

アラミドプロ300は、断熱層にアラミド繊維を使用した焚き火グローブです。アラミドプロ300は、アラミド繊維を使用することで、約300度まで耐えうる高い耐熱性を実現しています。

アラミド繊維とは、高い耐熱性と、切断・摩耗などに強い合成繊維のこと。消防士の防火衣や、警察が着用する防弾チョッキ、船体の補強や縄など、さまざまな場面で用いられている繊維です。ペトロマックスの製品では、アラミドミトンやアラミドポットホルダー、アラミドハンドルカバーなどにも使われています。

アラミドプロ300の表面は、オレンジ色のレザー素材が使用されています。分厚くて頑丈な素材感がアウトドアの雰囲気にマッチしていて、焚き火の雰囲気を盛り上げてくれるデザインです!

ペトロマックス「アラミドプロ300」の魅力

①高い耐熱性で約300度まで対応が可能

アラミドプロ300の魅力の1つ目は、アラミド繊維を活かした耐熱性の高さ。約300度の耐熱性は、10秒程度の短い時間であれば、燃えている薪をそのままつかんでも熱さを感じないほどです。

焚き火をしている最中に、薪の位置を少し変えたいときがあると思います。そんなときに炭ばさみでは、大きめの薪をつかめなかったり、思った位置に動かせなかったりすることも。アラミドプロ300であれば、直接薪をつかんでサッと位置を組み替えられるので、ストレスなく焚き火を楽しめますよ。

ただし、耐熱性が高いからと言って油断は禁物。あくまでも一時的に薪をつかむ程度にして、やけどをしないように注意しましょう

また、高い耐熱性を誇るアラミドプロ300は、ダッチオーブンやスキレットを直火にかけて料理をする人にもおすすめです。

ダッチオーブンやスキレットを火にかける場合、取っ手もかなり熱くなるのでやけどに注意が必要です。特に、焚き火で調理をする場合、火加減によっては取っ手に直接火が当たり、かなり高温になっていることも。そんなときアラミドプロ300であれば、やけどの心配をすることなく、安心して取っ手をつかめます

ちなみに、スキレットを使用している人には、前述した「アラミドハンドルカバー」もおすすめ。アラミドプロ300と同じ素材・カラーのスキレット用ハンドルカバーで、ペトロマックスのロゴがプリントされたカッコ良いデザインです。

②肘の近くまで覆えるほどの長さがある

アラミドプロ300の魅力の2つ目は、肘の近くまで覆えるほどの長さがあることです。

焚き火をしている最中に、火の粉が飛んできて熱い思いをしたことがある人は多いのではないでしょうか。アラミドプロ300は、手首がすっぽりと隠れ、肘の近くまでの広い範囲を守ってくれます。半袖で過ごすことが多い夏場には、少しでも広い範囲をグローブで保護できるのは安心ですよね。

また、寒さが厳しい冬のキャンプで、ダウンジャケットを羽織る人は少なくないはず。ただ、ダウンジャケットは熱に弱く、火の粉が飛んで来たらすぐに穴が開いてしまいます。熱に弱い素材の衣服を着なければならないときにも、アラミドプロ300は活躍してくれますよ

③オシャレなデザイン

アラミドプロ300の魅力の3つ目は、オシャレなデザインです。

アラミドプロ300のデザインは、濃いオレンジ色が特徴的。表面の素材はレザーなので、丈夫な質感がキャンプの雰囲気にピッタリです。また、背面にはペトロマックスのカッコ良いロゴがプリントされています。私は、アラミドプロ300のオシャレなデザインに魅かれて購入を決めました!

④頑丈な素材で耐久性抜群

アラミドプロ300の魅力の4つ目は、高い耐久性です。

焚き火グローブは焚き火の最中だけでなく、バトニングや、焚き火を使って料理をするときなど、その用途は幅広いです。そのため、焚き火グローブは思っているよりも消耗が激しくなることも。

また、バトニングの最中に、薪の破片が指に刺さってけがをしたことがある人は、少なくないのではないでしょうか。私は以前、軍手を着用して薪を割っていたときに、生地の隙間から破片が刺さりけがをしてしまった苦い経験があります。

前述した通り、アラミドプロ300はアラミド繊維とレザーを使っています。また、とても分厚い生地を使用しているので、耐熱性だけでなく、耐久性が高いのも特徴です。アラミドプロ300であれば、生地が分厚く丈夫なので、けがをする心配はありません。焚き火をする頻度が多く、ハードに使っていきたい人にはピッタリの焚き火グローブです!

「アラミドプロ300」の少し気になる点

①細かい作業は行いづらい

アラミドプロ300の気になる点の1つ目は、細かい作業が行いづらいことです。

アラミドプロ300は生地がしっかりしていて安全性が高い反面、指を動かしづらいという側面も。バトニングや、ダッチオーブンを持つなどの作業に支障はありませんが、細かい作業をするには不向きです。そのため、フェザースティックを作ったり、ククサを掘ったりなど、細かい作業を楽しみたい人にはおすすめできません。

②サイズのバリエーションがない

アラミドプロ300の気になる点の2つ目は、サイズのバリエーションがないことです。

アラミドプロ300はフリーサイズのため、サイズがフィットする人は限られてきます。参考までに、私は176cmのやせ形の男性で、アラミドプロ300はちょうどよい大きさ。そのため、手が小さい人には不向きだという印象です。

自分に合ったサイズの焚き火グローブを選びたい人は、サイズ展開が豊富な焚き火用グローブを選びましょう。私が過去に使ったことがあるものでは、キャプテンスタッグの「ソフトレザーグローブ」がおすすめです。

ソフトレザーグローブは、サイズがS・M・Lと3サイズ展開なので、自分に合うサイズを選べます。また、牛革を使用したやわらかい着用感が特徴なので、細かい作業をしたい人にもピッタリの焚き火グローブですよ。

③やや値段が張る

アラミドプロ300の気になる点の3つ目は、やや値段が張ることです。

ペトロマックスの公式サイトによると、アラミドプロ300の値段は税込みで5,610円。前述したキャプテンスタッグのソフトレザーグローブは、税込みで2,860円と、約半額の値段で購入が可能です。アラミドプロ300には、もちろん値段相応の価値はありますが、安価なギアを求めている人には向かないかもしれません

ペトロマックス「アラミドプロ300」は焚き火がさらに楽しくなるグローブ!

今回は、ペトロマックスの焚き火グローブ「アラミドプロ300」をご紹介しました。

アラミドプロ300は耐熱性に加え、オシャレなデザインも魅力の焚き火グローブです。今回の記事を参考に、お気に入りの焚き火グローブを手に入れてくださいね。


→もっとレビューを見たい方はこちら:アラミドプロ300のレビューをみる

この記事を書いた人

藤永祐人

エクストレイルt31で車中泊キャンプ
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