はじめに
最近ファミキャンよりソロキャンの出撃回数が増えてきたig_qurumiです。
今回はテントの素材に注目して、私がメインで使用しているモーニンググローリーTCとサーカスSTを紹介していきたいと思います。
素材の違う両者を実際に使ってみてのメリットデメリットを考察します。テント選びの参考になれば幸いです。
ポリエステル素材のメリット・デメリット
テントに使われている一般的な素材です。
紫外線による劣化も少なく、丈夫な素材として知られています。
また吸水性がないため雨に強く、濡れても重くなりません。
コスパも良く軽いので初心者にも扱いやすい素材です。
デメリットは火に弱いこと、テントの中が結露しやすいことがあげられます。
TC素材のメリット・デメリット
ポリエステルとコットンの2種類の素材を合わせて作られています。
メリットは遮光性が高く通気性が良いため幕内が結露しにくいこと。
また火の粉に強いので、近くで焚き火やバーベキューをしたときにテントに穴が空きにくいという点があげられます。
デメリットは重いこと、あとテントが濡れたとき完全に乾かしてから撤収しないとシミができたりカビが生えたりするので扱いが難しいことです。
サーカスST
サーカスといえばテンマクデザインのサーカスTCが有名ですが、キャンプ場にいくとかなりの確率でかぶるほど人気のテント。
そのサーカスTCがポリエステル素材になったのがサーカスSTです。サイズやデザインは一緒で、違うのは値段と色。
値段はなんとサーカスTCより8000円ほど安く、私のような小遣いキャンパーにはありがたい一品です。
色は暗めで茶色っぽい感じでした。
個人的に付属の張り縄の色が黒なのが良かったです。
モーニンググローリーTC
人気ブランドサバティカルのテント。
フロントに3本のサブポールがあるので、前方が大きく開口していて広々としたリビングが印象的です。
コスパも良く、デザイン性も高いので人気ですが、購入は抽選のみとなるのが難点。
私は運良く一度の抽選で購入出来ました。
ソロキャンデビューのきっかけを作ってくれたテントです。
モニグロとサーカスの使い分け
私はサバティカルのモーニンググローリーTCが先に手に入ったので、後にポリエステル素材のテンマクデザインのサーカスSTを購入しました。
個人的にはどちらもコストパフォーマンスに優れた名品だと思います。
雨が心配な時やサクッとデイキャンプの場合は取り回しが楽なサーカスSTを選択。
ひとりでも設営と撤収がすばやく行えるので今まで以上に気軽に外に出かけたくなります。
設営は15分もあれば充分です。軽いって素晴らしいとしみじみ思いました。
皆さんも経験したことがあるかもしれませんが、雨に濡れたテント乾かすのって大変なんですよね。
ポリエステルのサーカスSTなら比較的簡単に乾かして収納することが出来るのも魅力。
夏場の陽射しが強い時や焚き火を近くでじっくり楽しみたい時はモーニンググローリーTCを選択。
焚き火はキャンプの醍醐味なので、風向きや火の粉を気にすることなく過ごすことができます。
こちらも経験したことがあるかもしれませんが、ポリエステルのテントに火の粉がかかると一瞬で穴が空いてしまいます…
その点、TC素材のモーニンググローリーはそこまで神経質にならなくても良いので、思う存分焚き火が楽しめます!
テント内の結露も少ないので快適にゆったりと1日を過ごすことができますよ。
また冬キャンプの際に薪ストーブを入れてお篭りスタイルができるのも魅力の一つではないでしょうか。
モーニンググローリーTCはフロントの3本のサブポールのおかげでテントの中はサーカスよりも広々としていて、インナーテントをいれたデュオキャンプも快適でした。
おわりに
このように素材の違うテントを所有していると、その日の天気や過ごし方によって持ち出すテントを選ぶことができます。
今回紹介した2つのテントは、比較的財布に優しい価格帯のものです。素材の違いを楽しむにはもってこいのテントだと個人的には思います。
シチュエーションにあったギアを選択するのもキャンプの楽しみのひとつになるのではないでしょうか。
モニグロとサーカスの二刀流おすすめです!