【そうだ、自分で作っちゃおう】自作キャンプギアのススメ。

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キャンプギアDIYのススメ

最近は空前のキャンプブーム。キャンプ場に行くと、ギアがカブることが多い。

「みんなが持っている」=「きっとなにか魅力があるからに違いない…」

それはそれでいいと思う。
しかし、人と違うモノを求める人も多いのでは?僕もその一人だ。

最新のギアを手に入れてもすぐに似たような商品で溢れかえる。追っかけるとキリがない。
でも欲しい。 しかしまた物色… いわゆる沼

じゃあ、自分が好きなように作ればいい。まずは簡単なところで既製品を改造してオリジナリティを出そうという発想から始まった。

自分好みに味付けを

手始めにキャンプチェアの改造から始めてみた。
ニトリの木製ローチェアは本当によく出来ている。お手頃価格だし、アウトドアによく似合う

しかし初心者っぽく見られてしまいがちだ。僕の持っていたニトリチェアはホワイトカラーで座面は使っているとかなり汚れが目立つ。

まずはパーツに分割する。簡単にバラバラにできるのもニトリチェアの特徴でもある。
塗装を剥がして、わざと荒く傷をつけたりしてから再塗装を施す。塗装には自作のウッドステインを使った。

そして座面と背もたれは柿渋で染める。この柿渋は木材だけでなく布製品も染めることができる。凄く自然な風合いで使い込んだ感を出してくれるので好んでよく使っている。ひと手間かけると愛着が湧き、飽きずに長く使えるのだ。

このチェアは、背もたれ部分が折れてしまったがホームセンターで適当な木材を買って来て削って穴を空けて直して使っている。使い捨ての世の中だけど、木製品ならこんな風に修理できるし、木の温かみがあるギアに囲まれてキャンプするのは本当に気持ちがいい

木製ギアは変身する

この写真は元々、プラスチックのウォータージャグを隠す為に木製のカバーとして作ったもの。

その後ブリキのバケツを利用してウォータージャグ を作ったのでこの箱は不用となりしばらく放置されていた。

水場が遠いキャンプ場に行くと、使い終わった後の食器はついつい後回しになって机の上に置きっぱなしになる。とりあえず食べた後の食器を一時的に保管しておく場所が欲しいな~と思った

そうだちょうどいい箱があった!ということでこの箱は食器入れに改造した。そしてワンポイントで木の枝を輪切りにしてハート形に張り付けると個性的な収納箱になった。

こんな風に木製手作りギアは用途を変化させて行くことが可能だ。しかも流木や廃材を使えばコストもほとんどかからない。

使い勝手が悪かったらまた改造すればいい・・・。

キャンプで重宝するギア

初心者でも簡単に出来ちゃうキャンプギアDIYを紹介します。

それは「鍋敷」です。

キャンプでは熱い鍋をそのままテーブルに運んで「あっ、置くとこがない」ってことありますよね?

大きめの鍋敷を作れば、まな板にもなるし、ダッチオーブンも問題なく置ける。

まず厚さ20mm 以上の板を用意。つぎにホームセンターで入手可能な鎹(カスガイ)を小口に打ち込むだけ。

鎹はざっくりしたアイアンの無骨な質感がめちゃくちゃカッコイイ!
さらに板を海で拾ってきた板流木を利用するとさらに渋い鍋敷が出来ちゃうのだ!

皆様もキャンプギアDIYを楽しんでみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

Knock on wood(ノックオンウッド)

意味は木製品を叩いて(ノックして) 「幸運が続きますように〜」 というおまじないの言葉。
ネイティブの英語圏ではすでに死語らしいのですが・・・。
キャンプでも使える木製ギアを作っています。30代半ばまで自転車でアメリカ横断、ユーラシア大陸横断、オーストラリア横断など世界をキャンプしながら旅していた。



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CAMPIC編集部

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