はじめに
どうも、u_ba_worldです。
今回は私がキャンプをするにあたってとても影響を受けたブランド、UJack(ユージャック)を紹介します。
UJackはソロキャンパー~ファミリーキャンパーまで、老若男女幅広い層を対象としたキャンプギアが展開されています。そして、価格面もとてもお財布にやさしいキャンプギアがたくさんあります。シンプルなデザインの物で飽きにくいものや、耐久性の良い長く使用できるものが多く、まさにコスパの良いブランドです!
UJackについて知りたい方はぜひチェックしてみてください!!
UJackとは?
UJackは2015年5月に代表の佐藤さんが設立されたブランドです。「Quality」「Price」「Usability」の3つを柱に、日々の製品開発に取り組んでいるそうです。
多くのコスパブランドや、低価格ブランドはAmazonや楽天を中心としたオンラインを中心した販売形式をとるなか、UJackはAmazonや楽天以外にもトレジャー・ファクトリー、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、スポーツクロス、Fファクトリー、ゲオホールディングス、その他個人店とも取引されています。店舗で商品を実際に見て購入することができるのは非常に嬉しい点です。
また社長自らがキャンプギアの紹介やキャンプでの使用感をYouTubeやSNSで伝えています!購入後のイメージがしやすく、とてもありがたいですよね!
コスパブランドの難点として、自宅に届いてみたらイメージと違い、カラーリングやサイズ感が少し異なっている場合があります。社長が使用感を発信してくれることで、そのような心配が少しでも減った状態で購入できるのは嬉しいです。誰が設計者で誰が販売しているのか知ることができるのも安心ですね!
またもう一つの魅力があります。UJackは日本人が設計し品質チェックや在庫管理もされています。生産は概ね中国であるために価格が抑えられているものの、日本でしっかりと検品や品質管理がされています。この点も他のブランドとは少し違った部分ではないでしょうか。
UJackオススメギア4選!
ここからは私の使用しているUJackのオススメキャンプギアを紹介します。使用感やデメリットなどもお伝えします!
①ワンポールテント Serpent(サーペントテント)
展開サイズ:300㎝(長さ)×240㎝(幅)×240㎝(高さ)
インナーサイズ:240㎝(長さ)×200㎝(幅)×200㎝(高さ)
収納サイズ:58㎝×24㎝×24㎝
総重量:約8~9kg
付属品:フライシート、インナーシート、メインポール(Y字ポール)、キャノピーポール×2本、自在付きストームロープ×10本、ペグ×17
このテントはクラウドファンディングで目標2000%越えを記録した人気商品です。
フライシートは99%UVカット加工を施し、耐水2000㎜の75dポリエステルタフタ生地です。
スカートが標準装備されていて寒い時期にも対応しており、夏は巻き上げることが可能です。またペグ穴があるので風の強い日はペグダウンすれば、スカートがバタつかずに過ごすことができます。
Y型センターポールは高さが240cmあることで、屈まずにテント内に入ることができます。着替えや靴の着脱が立ったままできるのは、とてもありがたいです。
前室はサイドシェード付きで開閉もできます。左右の周囲からの目隠しにもなります。タープいらずなテントで、風の向きや降雨状況によって片側のみ開けるなどのアレンジや、付属のポールやロープの使用で様々なアレンジが可能となる面白い機能をしています。フルクローズ時にもある程度の空間は残るため、小さめのテーブルとイスの設置や他のキャンプギアの収納もバッチリです。
インナーシートは吊り下げ式でペグは使用しません。グランドシートは別売りです。インナーシートはポリエステル65%コットン35%混紡のTCクロスを使用しています。TCテントのような夏の涼しさと冬場の温かさを感じることができます。
このテントはいわゆるTCテントではありません。インナーがTC素材です。このような機能は他のテントにはあまり見たことはありません。
私自身の解釈ですが、フライシートがポリエステルであることで雨の日や夜露の多い日などは乾きが断然早いです。一方、インナーがTC素材であることで、白色でありながらも日差しの強い日でも涼しさがあり、吸湿性が優れることで結露を防ぎ快適な湿度に保ってくれるという機能があると思います。
つまりこのテントはポリエステル素材とTC素材の良いところ取りであり、重量もTCテントに比べれば抑えられている優れたテントだと思います。
ソロテントと謳っていますが、十分にデュオで使用できるサイズ感でした。
また収納袋にベルトループが2つつけられており、テントの収納が苦手な方でも収納しやすい余裕のある袋です。ベルトで縛ることもできるありがたい機能付きです。
デメリットを上げるとするならば、初めに6本のペグをフライシートにペグダウンしY字ポールで立ち上げるのですが、このペグダウンする場所を決めるのが難しく、バランス良く張ることが少し難しいです。調整ベルトがついていますが、何回かバランスを見て修正することもあります。
また高さのあるテントであるが故に、風の強い日は倒壊や破損の危険性が他のテントよりも高いです。このテントに限らず、山岳テント以外ではあまり風の強い日のキャンプはオススメできません。
現在はもう少し前室を広めに、そして大型ベンチレーションのついたオール難燃コットンのサーペントテントの発売も近いとかないとか。楽しみです。
②ハンマーランタンスタンド シングル
総重量:1.6㎏
サイズ:本体 最大225㎝ 仕舞110㎝
収納ケースサイズ:117㎝×11㎝
素材:ステンレススチール
シンプルなランタンスタンドですが、こちらは4,000円以下で購入できる人気商品です。このギアに先行したスチール製のランタンスタンドが某有名ブランドから出ていますが、そちらは収納袋が別売りで5,800円なのでだいぶお得に購入できます。
使用方法は、最上部のステンレス丸棒を片手で持ち、上からハンマーのように地面に打ち付けると、自重で本体を打ち込むことができます。地中に20~30㎝打ち込み、最後に高さを調整してランタンをセットします。
耐荷重は10kgまでであるため、ほとんどのランタンは使用可能です。ガソリンやガスランタンも使えるのは嬉しいですね。
収納時は先端の鋭角部分への保護キャップがあらかじめ付属されているため安心です。
デメリットとしては2点あります。
1点目は打ち込みにくい地面があることです。公式サイト上は砂利など硬い地面でも可能とありますが、明らかに芝生サイトよりも刺さりが悪く不安定となってしまいます。あまり強く打ちすぎて破損や手の怪我には注意が必要です。
2点目は打ち込む際の負荷がかなりかかることです。このランタンスタンドはランタンを掛けるポールのみ細くなっています。私は何回か使用した際に、この最上部のポールが折れてしまいました。ねじで固定されているので、打ち込む際は一度外してから打ち込むようにしています。そのようにしてからは折れることはなくなりました。
なお、このランタンポールはダブルタイプも展開されています。
③トライステーク
サイズ:28㎝
重量:約150g/1本
黒、赤、白の3色展開された鋳造ペグです。アルミペグよりも強度が強く、鍛造ペグと同等程度の岩をも砕くと言われています。鍛造ペグは同じ長さの物であれば約180~200gはあるので、このトライステークだと約30~50gの軽量化ができます。
トライアングル形状をしているデザイン性がカッコよく、回転させることによって地面から引き抜きやすくなることもポイントが高いです。
ここで、鋳造と鍛造の違いはあるのか、少しサイズが短いし安っぽいなと思う方もいるのではないでしょうか。
鋳造とは、鋳造と呼ばれる型の中に高温に熱した素材を流し入れ、目的の形状に固める工法です。金属を叩いて作る鍛造と比較すると内部密度は軽くなり、強度も落ちますが、その分軽さとデザイン性、コストパフォーマンスを上げることができます。UJack公式ストアによると、実験結果では実用性を欠くほどの強度不足は確認できていないとのこと。
私の使用感からしても十分に刺さり、地面や風のコンディションに左右されずに安定感を与えます。
またこの28㎝という絶妙なサイズ感は、100円ショップで販売されているマルチツールカバーMにシンデレラフィットします。6本しっかり収納できますのでおすすめです。
デメリットとしては、やはり鋳造ペグといえど重量は重いです。現在はチタンペグを使用する頻度が増えましたが、キャンプ場や地面コンディションによっては鋳造ペグを使用するため、車には常に積むようにしています。
また錆びやすく手入れが難しいという点も挙げられます。これは鍛造ペグでも同様です。錆びや色剥げはもちろんメーカーの保証対象外です。
④焚き火台 メッシュファイアスタンド
使用サイズ:約415㎜×415㎜×320㎜(高さ)
収納サイズ:約直径70㎜×640㎜(長さ) 筒状収納
素材: スタンド:ステンレス鋼 メッシュシート:特殊耐熱鋼
重量:960g
メッシュファイアスタンドは4本の支柱を広げて、先端に網の先の金具を差し込むことで使用できます。この構造から強度は強く、最大5㎏までの薪を支えることができます。
メッシュ焚き火台は効率的に空気の取り込みが良く、灰になるまで燃え広がりやすく焚き火がしやすい印象があります。広い正方形の火床は様々な薪の組み方ができます。
特殊なメッシュであることから、灰も下側に落ちにくくなっており、焚き火後のお手入れも簡単に済みます。
先発品である某有名ブランドのファイアスタンドが6,400円するのに対して、こちらは2,380円です。しかし重量感はこちらのほうがあるようです。
調理などをする際は五徳の使用が必要であるため、私はUJackのマルチクッカースタンドを使用しています。設置の仕方にもよりますが、だいぶ安定して使用できます。
デメリットとしては、メッシュ焚き火台にはどうしても他の焚き火台よりも早く火床の寿命がきます。徐々に穴や破れが出てくるため交換が必要です。交換用メッシュシートは1,280円で販売されています。
また他の焚火台よりも風の影響は受けやすいと思います。火の粉が飛びやすい焚き火台です。
UJackにはこの他にもステンレス製の焚き火台も扱っています。
おわりに
今回はコスパの良い総合アウトドアブランド「UJack」についてご紹介しました。この他にも4シーズン対応シュラフやチタンカトラリーやスピンチェアなど人気商品が目白押しです。輸送工程で在庫が品薄になることや価格が変動することも多いため、気になった際にはぜひチェックして購入することをオススメします。
主に日本人の企画設計、中国工場での生産ですが、日本国内生産にもこだわりを持っているブランドです。これはコスパブランドでは他に類を見ません。今現在はホットサンドメーカーや、割れないワイングラスなど販売されており、今後は日本製のハリケーンランタンや薪ストーブ、難燃シートのコットが企画されているとの噂を耳にします。
今後の動向も目が離せない「UJack」。私にキャンプも楽しさや自然の素晴らしさを教えてくれたブランドの一つです。皆さんもぜひチェックしてみてください。